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千葉県:浦安市北栄にて、フレッツ光屋内隠蔽共聴接続。他・・・

2011年01月15日 | 千葉県浦安市:アンテナ工事
1月14日分

今日は、浦安市北栄にお伺い致しました。

こちらの方からご紹介頂きました。いつもありがとう御座います。<m(__)m>



今回のご依頼内容は、アンテナではなくフレッツ光(地デジ/BSCS)の件です。




皆さんご存知の通り、フレッツ光でTVを視聴する場合、ルーター(ONU)がアンテナの代わりとなります。

という事は、ここから分配器などへ共聴接続する必要があります。



通常、アンテナの引込み線は屋外にありますので、宅内にあるONUからここまで通線しなくてはなりません。

この作業をフレッツ側に依頼するとどうなるか?

その間は、基本的に”露出配線”となってしまいます。

目立たないところを通せば問題ないのですが、リビングや壁貫通をしなければならなくなる事も多々あります。

これでは折角の室内が台無しとなってしまいます。

そこで、その配線を目立たなく、且つ自然な形で処理する事はできないのか?と。



全てのお宅でできる訳ではありませんが、壁内や天井裏などを使い処理する事ができます。

これを 隠蔽配線と呼びます。

今回この作業をお客様がご希望されました。

事前のご連絡で、ある程度把握できていましたが、現場での入念な調査が必要となります。




まず光の宅内引き込み口はダイニングにあります。

ここから一番近いLDKのTV端子まで、壁を貫通して5Mほどあります。

(差し込み口とTV端子が近くにある場合、別の方法もあります)

ここまでが通常は”露出”となる部分です。

これを回避する為方法を考えます。



方法は一つ、

ONUからのアンテナ出力を一度屋外へ戻します。

光の線が通っているCD管を使用します。しかしここで気をつけなければならない事があります。

光の線は大変デリケートなものなので、キズを付けない様に作業しなければなりません。

一般的なTEL用CD管は、14Фです。細い線1本通してあるだけで、その余裕はほとんどありません。

通線する時にはここが一番のネックとなります。

ゼットラインを入れ込んで通線するのが普通ですが、摩擦でキズが付く恐れがあります。


今回のCD管には、光の線と電話用のPVCの2本が通っていました。

これにゼットラインを通せば、おのずと結果は分ります。


運良く、電話/FAXへの配線はONUからでしたので、そのPVCを呼び線として使い4CFBを通線する事にしました。


本来はS5CFBを引きたいところですが、上記の理由から少しでも細い物で通線したかったのです・・・




ここまで出てきた同軸を、




この様に処理します。


ここから宅内へと入線し、2Fの点検口からケーブルキャッチャーを用いて引っ掛けます。



ここに既存の6分配器がありますので、


コ奴のIN側を外し、4Cを繋ぎます。


これで宅内の隠蔽処理は完成です!


ここでONUの出力レベルを確認します。
 
 
 
 

一見LVは高くAMPの必要性が無い様に感じますが、地デジのみで判断するのは危険です。

BS、CSも絡んできますので、セオリー通りにAMPの追加とします。


あまり見る事のない、ブラックボックス(AMP)です><



利得調整を行い、端末で確認します。
 
 
 
 

バッチグー!です。



続いて、洗面所にコンセントを増設します。

コンセントを設ける場所と分電盤の間に、こちらも運良く”点検口”がありました。

それぞれの中間ですから、作業性は抜群です。



コンセント部を開口し、鉄スチールを入れます。

これを点検口からキャッチし、呼び線を使って一度通線しておきます。


次に分電盤から同じ様にスチールを上げます。これに2.0×2Cを取り付け分電盤へと戻します。

長さをみてFケーブルをカットします。カットしたところと呼び線を繋ぎ開口部まで戻します。

これで通線は終了です。

後はコンセントを付け、サーキットブレーカーを付ければ、洗面所の専用回路の出来上がりです><

ドライヤーなどを使用する機会が多いので、2ミリ2芯としました。




最後に、屋根上にある17年物のVHFを撤去します。




これで本日の作業は全て終了です。



隠蔽も上手くいき、お客様も大変満足のようでした。


この度はご依頼頂き、誠にありがとう御座いました<m(__)m>


休憩を挟みながら、楽しいお話しもする事ができました。


また何か御座いましたら、よろしくお願い致します。