1月14日分
今日は、浦安市北栄にお伺い致しました。
こちらの方からご紹介頂きました。いつもありがとう御座います。<m(__)m>
今回のご依頼内容は、アンテナではなくフレッツ光(地デジ/BSCS)の件です。
皆さんご存知の通り、フレッツ光でTVを視聴する場合、ルーター(ONU)がアンテナの代わりとなります。
という事は、ここから分配器などへ共聴接続する必要があります。
通常、アンテナの引込み線は屋外にありますので、宅内にあるONUからここまで通線しなくてはなりません。
この作業をフレッツ側に依頼するとどうなるか?
その間は、基本的に”露出配線”となってしまいます。
目立たないところを通せば問題ないのですが、リビングや壁貫通をしなければならなくなる事も多々あります。
これでは折角の室内が台無しとなってしまいます。
そこで、その配線を目立たなく、且つ自然な形で処理する事はできないのか?と。
全てのお宅でできる訳ではありませんが、壁内や天井裏などを使い処理する事ができます。
これを 隠蔽配線と呼びます。
今回この作業をお客様がご希望されました。
事前のご連絡で、ある程度把握できていましたが、現場での入念な調査が必要となります。
まず光の宅内引き込み口はダイニングにあります。
ここから一番近いLDKのTV端子まで、壁を貫通して5Mほどあります。
(差し込み口とTV端子が近くにある場合、別の方法もあります)
ここまでが通常は”露出”となる部分です。
これを回避する為方法を考えます。
方法は一つ、
ONUからのアンテナ出力を一度屋外へ戻します。
光の線が通っているCD管を使用します。しかしここで気をつけなければならない事があります。
光の線は大変デリケートなものなので、キズを付けない様に作業しなければなりません。
一般的なTEL用CD管は、14Фです。細い線1本通してあるだけで、その余裕はほとんどありません。
通線する時にはここが一番のネックとなります。
ゼットラインを入れ込んで通線するのが普通ですが、摩擦でキズが付く恐れがあります。
今回のCD管には、光の線と電話用のPVCの2本が通っていました。
これにゼットラインを通せば、おのずと結果は分ります。
運良く、電話/FAXへの配線はONUからでしたので、そのPVCを呼び線として使い4CFBを通線する事にしました。
本来はS5CFBを引きたいところですが、上記の理由から少しでも細い物で通線したかったのです・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c5/5e21df7b5e11a2dff21902cac300cc29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a6/6c1b03135597690eb13d597f8a149c5d.jpg)
ここまで出てきた同軸を、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c4/f07a30b725a0cb272b1594ad742847ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/30/66aa3539d9041e20ac69c9feb58b9099.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3f/bff90aad125ff2fbd48c646f10d284ec.jpg)
この様に処理します。
ここから宅内へと入線し、2Fの点検口からケーブルキャッチャーを用いて引っ掛けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d5/ba906251e93b4b39ee6f26aae38215a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b1/ac1bd0506eb42fb22d7bc89464cc1f9f.jpg)
ここに既存の6分配器がありますので、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/06/ea6b4962531d29b9069e1e8d2b90d802.jpg)
コ奴のIN側を外し、4Cを繋ぎます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/20/24764a3370b4ac5f7ed6056573f2488c.jpg)
これで宅内の隠蔽処理は完成です!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ここでONUの出力レベルを確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d5/87f74e2d5139ec459010924312aa65c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fd/62a0f930585102c4068004b1007583ca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b1/69dd31e018cbac6caf98b0249acda993.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/91/b4e06153c43cbaff8ec739406d8cb5de.jpg)
一見LVは高くAMPの必要性が無い様に感じますが、地デジのみで判断するのは危険です。
BS、CSも絡んできますので、セオリー通りにAMPの追加とします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f6/32f025ee060fff6d9e0e12b02c80f489.jpg)
あまり見る事のない、ブラックボックス(AMP)です><
利得調整を行い、端末で確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/09/f6aa3f016ea1c794ce4a9fa401683e08.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/29/c7e2968faf5111b487117ffe768d1655.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/61/fba2c059fd5ff0ac7898e4debb9eac8d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/48/ba61168e1e885bb2983751b1582ce423.jpg)
バッチグー!です。
続いて、洗面所にコンセントを増設します。
コンセントを設ける場所と分電盤の間に、こちらも運良く”点検口”がありました。
それぞれの中間ですから、作業性は抜群です。
コンセント部を開口し、鉄スチールを入れます。
これを点検口からキャッチし、呼び線を使って一度通線しておきます。
次に分電盤から同じ様にスチールを上げます。これに2.0×2Cを取り付け分電盤へと戻します。
長さをみてFケーブルをカットします。カットしたところと呼び線を繋ぎ開口部まで戻します。
これで通線は終了です。
後はコンセントを付け、サーキットブレーカーを付ければ、洗面所の専用回路の出来上がりです><
ドライヤーなどを使用する機会が多いので、2ミリ2芯としました。
最後に、屋根上にある17年物のVHFを撤去します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fd/2ec5d705f146fb86e63e47da6bb4d7c6.jpg)
これで本日の作業は全て終了です。
隠蔽も上手くいき、お客様も大変満足のようでした。
この度はご依頼頂き、誠にありがとう御座いました<m(__)m>
休憩を挟みながら、楽しいお話しもする事ができました。
また何か御座いましたら、よろしくお願い致します。
今日は、浦安市北栄にお伺い致しました。
こちらの方からご紹介頂きました。いつもありがとう御座います。<m(__)m>
今回のご依頼内容は、アンテナではなくフレッツ光(地デジ/BSCS)の件です。
皆さんご存知の通り、フレッツ光でTVを視聴する場合、ルーター(ONU)がアンテナの代わりとなります。
という事は、ここから分配器などへ共聴接続する必要があります。
通常、アンテナの引込み線は屋外にありますので、宅内にあるONUからここまで通線しなくてはなりません。
この作業をフレッツ側に依頼するとどうなるか?
その間は、基本的に”露出配線”となってしまいます。
目立たないところを通せば問題ないのですが、リビングや壁貫通をしなければならなくなる事も多々あります。
これでは折角の室内が台無しとなってしまいます。
そこで、その配線を目立たなく、且つ自然な形で処理する事はできないのか?と。
全てのお宅でできる訳ではありませんが、壁内や天井裏などを使い処理する事ができます。
これを 隠蔽配線と呼びます。
今回この作業をお客様がご希望されました。
事前のご連絡で、ある程度把握できていましたが、現場での入念な調査が必要となります。
まず光の宅内引き込み口はダイニングにあります。
ここから一番近いLDKのTV端子まで、壁を貫通して5Mほどあります。
(差し込み口とTV端子が近くにある場合、別の方法もあります)
ここまでが通常は”露出”となる部分です。
これを回避する為方法を考えます。
方法は一つ、
ONUからのアンテナ出力を一度屋外へ戻します。
光の線が通っているCD管を使用します。しかしここで気をつけなければならない事があります。
光の線は大変デリケートなものなので、キズを付けない様に作業しなければなりません。
一般的なTEL用CD管は、14Фです。細い線1本通してあるだけで、その余裕はほとんどありません。
通線する時にはここが一番のネックとなります。
ゼットラインを入れ込んで通線するのが普通ですが、摩擦でキズが付く恐れがあります。
今回のCD管には、光の線と電話用のPVCの2本が通っていました。
これにゼットラインを通せば、おのずと結果は分ります。
運良く、電話/FAXへの配線はONUからでしたので、そのPVCを呼び線として使い4CFBを通線する事にしました。
本来はS5CFBを引きたいところですが、上記の理由から少しでも細い物で通線したかったのです・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c5/5e21df7b5e11a2dff21902cac300cc29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a6/6c1b03135597690eb13d597f8a149c5d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_t.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c4/f07a30b725a0cb272b1594ad742847ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/30/66aa3539d9041e20ac69c9feb58b9099.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3f/bff90aad125ff2fbd48c646f10d284ec.jpg)
この様に処理します。
ここから宅内へと入線し、2Fの点検口からケーブルキャッチャーを用いて引っ掛けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d5/ba906251e93b4b39ee6f26aae38215a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b1/ac1bd0506eb42fb22d7bc89464cc1f9f.jpg)
ここに既存の6分配器がありますので、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/06/ea6b4962531d29b9069e1e8d2b90d802.jpg)
コ奴のIN側を外し、4Cを繋ぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/20/24764a3370b4ac5f7ed6056573f2488c.jpg)
これで宅内の隠蔽処理は完成です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ここでONUの出力レベルを確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/7c/0a03771b1145561a3356abf5f9d57bcc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d5/87f74e2d5139ec459010924312aa65c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ac/7164741033bb00be4ed25e592231db57.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fd/62a0f930585102c4068004b1007583ca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8b/07cb96c6919dd34e9ad9e636cef54ffb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b1/69dd31e018cbac6caf98b0249acda993.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/32/986a050795315e475bccd195e3a0cbb4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/91/b4e06153c43cbaff8ec739406d8cb5de.jpg)
一見LVは高くAMPの必要性が無い様に感じますが、地デジのみで判断するのは危険です。
BS、CSも絡んできますので、セオリー通りにAMPの追加とします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f6/32f025ee060fff6d9e0e12b02c80f489.jpg)
あまり見る事のない、ブラックボックス(AMP)です><
利得調整を行い、端末で確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/3f/d64ebfb0fbb5744e3f8c93922aee9b4f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/09/f6aa3f016ea1c794ce4a9fa401683e08.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/51/29667c409a67941455d7cd10ba4929f7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/29/c7e2968faf5111b487117ffe768d1655.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6c/a06e920350a13afdb5b3dface235290d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/61/fba2c059fd5ff0ac7898e4debb9eac8d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/8c/2e9ca95c4f06f5c33ef23fd26a3c590a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/48/ba61168e1e885bb2983751b1582ce423.jpg)
バッチグー!です。
続いて、洗面所にコンセントを増設します。
コンセントを設ける場所と分電盤の間に、こちらも運良く”点検口”がありました。
それぞれの中間ですから、作業性は抜群です。
コンセント部を開口し、鉄スチールを入れます。
これを点検口からキャッチし、呼び線を使って一度通線しておきます。
次に分電盤から同じ様にスチールを上げます。これに2.0×2Cを取り付け分電盤へと戻します。
長さをみてFケーブルをカットします。カットしたところと呼び線を繋ぎ開口部まで戻します。
これで通線は終了です。
後はコンセントを付け、サーキットブレーカーを付ければ、洗面所の専用回路の出来上がりです><
ドライヤーなどを使用する機会が多いので、2ミリ2芯としました。
最後に、屋根上にある17年物のVHFを撤去します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fd/2ec5d705f146fb86e63e47da6bb4d7c6.jpg)
これで本日の作業は全て終了です。
隠蔽も上手くいき、お客様も大変満足のようでした。
この度はご依頼頂き、誠にありがとう御座いました<m(__)m>
休憩を挟みながら、楽しいお話しもする事ができました。
また何か御座いましたら、よろしくお願い致します。