kimitsuku独り言

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今年の秋 その㉙ 読書の秋・・久生十蘭の『鈴木主水』を読む

2020年11月17日 | 日記

             

先日のラジオ番組で聴いた久生十蘭に興味を持ち、三一書房から出版されている『久生十蘭全集Ⅰ』を読んでいます。

久生 十蘭(ひさお じゅうらん、1902年4月6日 - 1957年10月6日)は、北海道函館出身の小説家で

歴史・時代小説、現代小説、推理小説、ユーモア小説、ノンフィクションなど多彩な作品を手掛け

博識と技巧的な文体で<小説の魔術師>と呼ばれたと、解説にありました。

没後12年目に出版された全集7巻は、編集:阿部公房・中井英夫‣大佛次郎・荒 正人という豪華な顔ぶれで

52歳の道半ばで倒れた十蘭を悼んで纏められたものでしょう。

此の第1巻には1951年度下半期の直木賞受賞作である「鈴木主水」が収録されており

勇んで読み始めましたが‥如何せん活字が極小サイズで目が疲れますぅ

                                                          

そして今日、インターネット上を徘徊していて見つけた『青空文庫』なる言葉

著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開している、ネット上の電子図書館だそう。

まことに有難いのだけれど‥実は文章が長い横書きなので読みにくい。

調べると横書きを縦書きに変換するワザあり、現在は縦書き&大文字で楽に読むことが出来ています。

夏目漱石あり、芥川龍之介あり、堀辰雄あり、太宰治あり、源氏物語だってありますよぉ。

作品はボランティアの協力で電子化されているとか‥まことに感謝に堪えません。

それにしても便利な世の中ですねぇ。これなら自粛生活&冬籠り中も、読書三昧で楽しく暮らせそうですわぁ。

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