今日は『文化の日』、文化と言っても多種多様ですが今日は友人Sさんと
札響の名誉音楽監督である尾高忠明氏の指揮による北海道応援コンサート
「♪ 札響 hitaruシネマ・ミュージック♪」を楽しみました。
尾高氏の挨拶の中で、今回のコロナ禍では全国の音楽関係者が苦境に立たされ
札響も楽団の存亡に関わるような経済的な損失を余儀なくされたが
音楽やオーケストラを愛する人々の支援を得て、今日の演奏会を開催することが出来ました‥と
感謝の言葉がありました。札響は全国の中でも厚い支援が得られた方とのこと‥。
プログラムは懐かしい1955年のアメリカ映画「慕情」からスタートしました。
プッチーニの有名なオペラ『蝶々夫人』のアリア「ある晴れた日に」を参考に作られたという
此の映画主題歌は、映画音楽史上屈指の名作と言われているそうです。
香港を舞台にW・ホールデンとJ・ジョーンズの哀切なラブロマンス映画でしたね。
2曲目は1994年公開の『アマデウス』より、モーツアルトの交響曲第25番第1楽章が奏でられました。
19世紀のウイーン宮廷で楽聖と呼ばれたモーツアルトの半生を描いた、怖~い音楽映画でした。
続いて3曲目はW・ディズニーによるアニメーション映画「ピノキオ」、1940年の懐かしい映画でした。
4曲目は1961年公開の「ティファニーで朝食を」。A・ヘップバーンが自由奔放に生きる
キュートなヒロインを演じて‥若かりしKimitsukuを夢の世界へ誘ってくれましたっけねぇ。
続く5曲目は、北海道出身の伊福部昭:作曲による1954年の映画、「ゴジラ」のタイトル・テーマ曲。
吹奏楽器が高らかに鳴り響く勇壮なメロディに会場は大盛り上がり。
6曲目は、1996年公開のスパイ・アクション映画「ミッション・インポッシブル」でした。
T・クルーズも此の手の映画も好みじゃないので初めて聴く曲でしたが、何ともかっこいい曲ででしたワ。
次の7曲目は、シチリアの小さな村を舞台に映写技師と少年の心温まる交流を、溢れる映画愛と共に描いた不朽の名作
1988年の映画「ニュー・シネマ・パラダイス」、言わずと知れたE・モリコーネの名曲です。
8曲目は、S・スピルバーグ監督の1994年公開の映画「シンドラーのリスト」
ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた名作。
客演コンサートマスター会田莉凡さんのソロ演奏が素晴らしかったです。
最後の9曲目は「スターウォーズ」、世界で最も興行的成功を収めたと言われる映画のテーマ曲でした。
1977年にスタートした人気シリーズ映画で、遥かな宇宙を描く映画に相応しい壮大なフィナーレでした。
鳴り止まない拍手に応えてアンコール曲は「エデンの東」。
早世したJ・ディーンを思い出しながら、しみじみと聴き入ってしまいました。
Sさんと、やっぱり♪映画音楽♪って素晴らしいねぇ~と札響サウンドを堪能した今年の『文化の日』でした。