甥の家に招待されて、ご自慢のジビエ料理をご馳走になりました。
奈良県に生まれ京都で大学を終え札幌に就職した甥っ子は、趣味が狩猟というアウトドア派
伯母であるKimitsukuに言わせば、何という殺生な‥と言いたくなるような40男です。
幼い頃から我が妹である母親の教育方針で、自然児というか野生児というか‥そんな子供でしたが
今や本人の言によると、親の想い通りに育った孝行息子だそうな‥
さて甥の家に着くとテーブルの上には解凍中の小さな鳥らしき肉塊が鎮座しており
さっそく甥が甲斐甲斐しく、それを捌きだしました。
彼の説明によると先日Getした小鴨だそうで、これが砂肝、これが心臓と嬉し気ですが‥
出来ることなら暗赤色の血に埋まった小さな肉塊は見たくなかったねぇ
此の小鴨ちゃんは白菜やキノコと共に土鍋に入れられ、最後には「おじや」になりました。
いっぽうシチュー深皿には赤い肉塊とスープが入っており、苦労して獲ったエゾシカ肉とのこと。
捕獲後は現場で解体して持ち帰る部位は梱包し、不要な部分は埋めてくるそう‥
近頃は本格的な猟師になってきたようで、退職後は職業欄に猟師と書くことを目標にしているようです。
他にも豊平川上流で釣った渓流の美味「イワナ」の甘露煮があり、結構なジビエ・メニューでしたワ。
あの小さなやんちゃ坊主だった少年が北海道に住み着き、猟師まがいの趣味を楽しんでいることに
嬉しさと逞しさと危なっかしさを感じて、ちょっぴり心配なKimitsuku伯母さんなのでした。
因みに、小鴨もエゾシカも柔らかくて嫌な臭みもなく、美味しくご馳走になりましたです