4ヵ月遅れでスタートした今年度の『介護職員初任者研修』も終盤を迎えました。
今回の受講者9名はコロナ禍で思うような演習も施設実習も出来ず
それでも間もなく3ヵ月間の研修を終えようとしています。
kimitsukuの最終講義は「終末期の介護」でした。
20代から50代までの受講者のなかには、夫と死別した人も少なくないでしょうから
終末期介護について話す時は些か気を遣います。
かと言ってあまり過度になるとこれまた‥ということになり、皆さんの反応を見ながら授業を進めていきます。
小説や映画を引用したり自分の介護体験を交えて、死にゆく人を看取る介護技術を教えるのは、難しい反面
ある意味で受講者や講師の人間性が、垣間見える興味深い授業です。
今回の受講者9名が、介護職員の道を選ぶのか否か分かりませんが
今回の学びを生かして悔いのない生き方をして欲しいと、心からエールを送りました