最近あれほど好きだった読書が、些か苦手になりました。
活字が小さくて読みにくく、直ぐに目が疲れて長く読んでいられません。
そんな時、埼玉福祉会で出版している≪大活字本≫を知り
時折り図書館から借りて読んでいます。
現在は、岸本葉子さんのエッセイ
『昭和のほどよい暮らし モノと人をだいじにする』を読書中。
昭和36年生まれの著者が、子供の頃の思い出を書き記した
昭和の日々を、懐かしく共感しながら読み進めています。
描かれている昭和30-40年代は、テレビや洗濯機、冷蔵庫などの
便利な家電製品が普及し始め、ほどほど便利で快適な生活が
手に入るようになっていました。
我が実家でも、それなりに家電製品が揃い
父が乗用車を買ってドライブなど連れて行ってくれたり
いま思い出してもイイ時代だったなぁと‥。
中学生の頃、4Hクラブを通じてアメリカの女子中学生と
文通していたことがあり、彼女の手紙で文化的なアメリカ生活に憧れたことや
映画やテレビで観る豪華な暮らしに心を奪われたことを
まざまざと思い出させてくれたエッセイでした。
・・横綱双葉山、川上哲治、古関裕而、エノケン‣ロッパ、美空ひばり・・
ああ『 バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいに、タイムスリップして
視力2.0だった、あの頃に戻りたいわぁ~