岸本葉子さんのエッセイ『昭和のほどよい暮らし』を、楽しく読んでいます。
子供の頃の味覚を思い出して、「葛湯」を懐かしむ記述がありました。
あの頃、我が実家では、葛粉ではなく片栗粉を使っていたような‥
ほんのり甘くて温か、トロリと幸せな昭和の “おやつ” でしたねぇ。
現在 我が家では、季節に関係なく「葛湯」が欠かせません。
ちょっと風邪気味 とか、喉の調子が
なんて時に
熱湯を注いでかき回すだけの、インスタント「葛湯」ですが‥。
最近では、コーヒー風味とか抹茶風味とかの、変わり「葛湯」もありますが
やっぱり昔ながらの生姜風味の方が、温まるような気がするわねぇ。
そして、もう一つ思い出した昭和の “おやつ” は「カルメ焼き」
ザラメ糖を水で溶かし、小鍋に入れて熱してから
重曹を少し入れて混ぜ合わせると、魔法のようにプワーンと膨らんで‥
これまた幸せな、昭和レトロの “おやつ” でした。
今ではチョコレートケーキも、スイートポテトも、アンミツも大好きですが
たまには素朴な昭和スイーツも、いいんじゃない