今日10月3日は『登山の日』だそうで‥登山と言われて先ず思い出すのは
中学2年の夏休みに登った故郷・日高山脈系のアポイ岳でしょうか。
アポイ岳は標高810mの低山ですが、特殊な自然体系のため森林が発達せず
珍しい蛇紋岩植物が生育する高山植物の宝庫として知られ、花の百名山と呼ばれています。
山麓の中学校の校庭にテントを張り、キャンプファイアーを囲んで級友たちと
高村光太郎の詩・・僕の前に道はない・・を朗唱したことを懐かしく思い出します。
ああ、青春だったわねぇ~
もうひとつの登山経験は、雨竜沼湿原まで歩いたこと。
此の雨竜沼湿原は、暑寒別岳などに囲まれた850m程の高地で、凡そ東西4k×南北2kの広さです。
だいたい体を動かすスポーツ系の人間では無いため、アポイ岳以降、山に向かうことは殆ど無く
専らテレビのドキュメンタリー番組で登山気分を楽しんでいました。
ある時ふと魔が差して 誘われるまま雨竜沼湿原なる所まで出掛けましたが
暑寒別岳に続く長い山道を延々と歩き続けて疲労困憊
湿原に咲く花々に目を遣る余裕など無く‥故に3度目の登山はありませんでした。
スイスを旅した時、登山電車や大型ゴンドラで登頂したユングフラウ&モンブランは‥
AREは登山経験とは言えないでしょうよね