kimitsuku独り言

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吉井勇が詠んだ札幌

2010年11月19日 | 日記
             
 札幌大通り公園4丁目に建つ、吉井勇の歌碑。
『家ごとに リラの花咲き 札幌の 人は楽しく 生きてあるらし』
        
 此の歌を詠んだ吉井勇が札幌を訪れたのは、リラの花咲く初夏。  
優しく甘い芳香が、街中を包む季節だったのだろう。
花を愛でる人々の穏やかさ温かさを詠った此の歌は、札幌市民の誇り。
  
 既に晩秋の色濃い公園には人影も少ない。多くの樹木は葉を落とし
来年の春に備えているのだろう。季節は秋から冬、そして春へと巡る。
四季折々の美しさを魅せる自然に感謝し、この豊穣の大地を次世代へ
繫いでゆきたいと願う。今日は74歳で他界した、歌人・吉井勇の忌日。
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2 コメント

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懐かしいです (ミイバーです)
2010-11-19 14:44:14
今日は
ステキな題材ですね。多分観られた事でしょうか?黒澤明監督の「生きる」って映画の一シーンに志村喬が自分たちの手で作り上げた公園のブランコでポツリポツリと歌っていた「ゴンドラの歌」を作詞した方ですよね。ワタシは何故かあれ以来どんな歌でも作詞作曲をなんとなく確認するようになりました。
その後も切ないほど心にせまるような詩をおくりだしておりますね。

どことなく、そろそろ年末の声もきこえつつ又殺伐した世の中に流してみたら小さな勇気がわいてくる・・・そんな思いになりました
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命短し 恋せよ乙女… (kimitsuku)
2010-11-19 18:51:06
黒澤映画『生きる』、ず~っと昔に観た記憶があります。
あの頃は分からなかった初老男の悲しみが、よく分かる年齢になりました。
命短し 恋せよ乙女…、そうだそうだと共感したことも、しっかり覚えています。
でも、それが吉井勇の歌とは知りませんでした
作曲は中山晋平だったのですね。
ゴンドラ=ベニス、どういう意味があるのでしょう。
リラ咲く街は今、落ち葉の季節。これまた美しい風情ある札幌です
         

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