kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

ホームヘルパー講習会にて

2010年11月18日 | 日記
   
 在宅で暮らす高齢者や障害者の、日常生活を支えるホームヘルパーの仕事。
4人に1人が65歳以上の高齢者といわれる事態が、間もなく現実のものとなる。
何時までも元気で、自分のことは自分でしたい…、皆そう願っているのだが。
多少の不便はあっても住み慣れた家で住み続けたい…、これも当然の願いだが。
あまり家族の負担にならず、自分らしい暮らしを継続するには…。
そういう時の在宅介護の担い手がホームヘルパーです。ヘルパー資格取得には、
家事一般の生活支援は勿論だが、医療・看護・介護の知識、社会福祉制度などの
幅広い学習が必要とされている。例えヘルパーの仕事に就かずとも、知っておいて
損は無い。受講者の中には、カルチャースクール…の積りで、参加する人も多い。
       
 そのヘルパー講習会で私が担当する科目は介護全般だが、特に『事例検討』は
得意分野。様々な事例を通して、介護を必要とする高齢者や障害者の実態を知り
適切な対応方法や問題の解決法を学ぶが、テキストに載っている介護事例の他に、
自分の体験談など交えながら、楽しく分かりやすく授業を進める。    
 高齢者世帯の老々介護、同居家族による虐待、認知症の高齢者、高齢者の性、
自立を目指す重度の身体障害者、心身の障害を持つ児童の介護などなど。
老人福祉施設・障害者施設・ケアハウス等の、実践から学んだ事例を話していると
今は亡き、あの人・この人が脳裏に甦る。
大変なことも多かったが、今となっては充実していたあの介護の日々が懐かしい。
この想いを伝えたくて、ヘルパー介護講習会に関わっているのかも知れない。
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