J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「長野県・高遠城址公園」

2008年04月17日 | ドライブ・旅行
高遠城址公園は、長野県伊那市、諏訪湖から伊那谷を天竜川に沿って下って
伊那市から東方面へ入った山間の街「高遠」に在ります。
一方甲府盆地から国道152号線、杖突峠を越えて、最初の大きな街が高遠でも
あります。
この日は中央高速道、諏訪インターで降りて、少し戻り気味に国道152号線から
杖突峠を越え、高遠の街に入りました。
快晴にも関わらず遠景が黄砂が掛かった様にガスって、南アルプス、中央アルプス
連山がくっきりと見えず、おそらく写真撮影は無理と思って、シャッターを切ることは
有りませんでした。

高遠の街が近づくにつれサクラの木も「コヒガンザクラ」が多く見られる様になります
コヒガンザクラはソメイヨシノと多少違い花びらは小振りで、色も濃く淡いピンク色で
す。高遠城址内のサクラは殆ど此のコヒガンザクラで、中に1本ほど「イト桜系」の
大木が有り、此の木の樹齢は可成りの年数の様でした。

パンフレットによると1500本程の桜が有るそうで、みごとな景色です。
元々「桜」が有った訳では無い様で、明治以降旧藩士等によって植えられてきた様
で「高遠のコヒガンザクラ樹林」として長野県の天然記念物に指定されています。
高遠城址も「国指定史跡」となっています。

話は少し変わりますが。この高遠城の最後の城主が内藤氏で、江戸屋敷が今の
東京新宿に有った事から、内藤新宿と云われ、東京都新宿区では今も高遠町と
交流が有るそうです。 
時代小説などで「内藤新宿」と云う呼び名が良く出てきますが、なーるほど!と
思った物です。




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