J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

乗鞍岳と乗鞍高原を歩く

2015年08月03日 | アルプス登山
タイトルの写真は「肩の小屋」少し手前から、乗鞍「剣が峰」(左の高い山3,026m)を撮った所ですが良く見ると稜線沿いに「人」が行列するように並んで歩いて居るのが見えます。
土曜日、更に絶好の登山日和とあって激混みと言った感じでした。
すぐこの先が肩の小屋で、そこから「剣が峰」(3,026m)への登山口になります。

今回「乗鞍高原」ハイキングコースを歩き二日目に「乗鞍岳」登山に向かうという日程を組みました。


2015年7月31日(金)初日12時頃「乗鞍高原」に着いた後、地元のそば処で昼食を済ませ「乗鞍高原一の瀬園地」周辺をハイキングします。初日に歩いたコースの地図です。歩いたコースと方向を赤線で示しました。


写真はスタート地点の「国民休暇村」です。乗鞍スカイラインは一般車ではこの場所より更に奥の「三本滝」まで入れます。


一の瀬園地反対側の周回コースを左回りで歩きます。写真は出発地「牛留池」近くです。



写真は歩き始めから数分の「牛留池」の畔にあった松の木・・・・どうしたらこの様に育つのだろう・・・・・


写真は「ノリウツギ」と思われます。



森全体が写真の様な景色でアップダウンもかなりあります。周回コース一周で2時間半ほど掛かります。


写真は「オダマキ」花がだいぶ散っていますがもうこの花のシーズンも終わりか?



アップダウンの道も写真の様な苔むした風情のある場所も有りました。



上の写真から数分歩いた所で「オルガン橋」を渡ります。



「オルガン橋」から上流方向を撮った所です。この辺りで既に周回コース半分ほど歩きました。



コースは一端乗鞍スカイライン近くのホテルが数件有る「鈴蘭」近くへ出て再度山道を登り返すと「小大野川」を渡る橋に出ます。


そして写真の様な「善五郎の滝」へ出ます。沢筋なので可成りキツイ登りと階段を歩きます。



周回コースも終わりに近づきます。コース前半で標高を下げた分、登り返すので大変!
本日のハイキング日程は終わり、予約した旅館へ向かいます。


本日の夕食です。夕食の前に車をバス発着場前の無料駐車場へ移動して置きます。これは翌日土曜日なので登山客が夜行で来て駐車場へ止める為に、今のうちに場所を確保する為です。案の定、翌朝駐車場へ行ったらほぼ満車でした。旅館も駐車場のすぐ側を選んだのが良かった。大正解!


写真はその時に撮った乗鞍岳「剣が峰」の景色、日中は殆ど雲に隠れていて全く山頂が見えなかったのですが夕方になり雲が取れてきました。写真中央のとがった山が「剣が峰」です。


写真は上の写真とほぼ同じ所(乗鞍観光センター駐車場近く)から撮った写真で本日は雲一つ無い快晴です。旅館で朝一番の時間の朝食をお願いして、あわただしく出発の支度をして徒歩で駐車場へ向かい登山の用意をします。


何だかんだで8:05分発のバスに何とか乗れました。バスは3台出て、つながって乗鞍「畳平」へ50分掛けて行きます。写真は乗鞍「畳平」バスターミナル。


畳平からの往復の地図です。今回はピストンなので赤い線一本で示しました。
スタートからゴールまで休憩時間を含めて今回は4時間弱で往復しました。


畳平では以外と「剣が峰」方面への登山口標識が無く、どの道を行けば良いのか判らず。パトロールセンターで聴き丁寧に教えて頂きました。
写真はまず一番近そうなお花畑の左端の道から行く事にしました。


写真は「コバイケイソウ」の群落。良く整備された登山道を行くと両脇には高山植物が沢山咲いています。


ハクサンイチゲ



イワツメグサ



コマクサ。別の場所では大きな群落を作っていました。



写真は鶴ヶ池方面からの合流点から振り向いて撮った物でピークは「富士見岳」(2,817m)。進行方向右手は「乗鞍コロナ観測所」への分岐道。帰りは此の路を歩きます。


写真は「肩の小屋」手前。写真の下に見えるのは「乗鞍スカイライン」肩の小屋登山口バス停。このバス停で降りて直登すれば25分で肩の小屋に着く。雪渓も残っていてこの日スキーをして居る人が可成り居た。


肩の小屋直前から撮った「剣が峰」。良く見ると稜線上に人が行列している。この日山頂から下る時、岩場で渋滞が発生して非常に危険な感じがしました。バスの到着時間に合わせるように多くの人が固まって登って来ます。下る時はバラけますが登りはどうしても団子状態になります。(タイトル写真と同じ)


前方に「肩の小屋」。右手の斜面は乗鞍コロナ観測所の有る「摩利支天岳」(2,872m)



イワギキョウ



オンタデ



肩の小屋登山口。この時点で9:40分。出発したのが9:06分、約35分で到着。昭文社地図の時間通りで歩いた。ここから急登が始まる。


写真は乗鞍コロナ観測所とその他の施設。背景は立山、白馬岳、薬師岳、針木岳、等



写真は北アルプス方面。一歩歩く毎に標高が上がる感じで景色がドンドン変わって行く。



写真は「朝日岳」ピーク(2,975m)「蚕玉岳」(こだまだけ)(2,979m)から西側に見える「権現池」



写真は「朝日岳」「蚕玉岳」山頂標識と「剣が峰」写真に写っている青い体操着の中学生達(50人以上の団体)が登る時、この少し手前で渋滞で行列していて可成り難儀したようだ。
私達も下山時朝日岳の岩場でこの団体とは関係なく渋滞に巻き込まれました。


写真は北アルプス南部(パンフレットを見ながら書き込みました)



北アルプス北部



やがて「剣ヶ峰山頂」(3,026m)背景に見えるのは西側「御嶽山」(3,067m)。ここの祠でかみさんと息子はお賽銭を上げお参りします。私は見ているだけ!


写真は剣が峰北方向、畳平方面、手前のブルーシートは山小屋を建て替えている最中でした。左手が登山道。


山頂西側にそびえる「御岳山」この前日、昨年噴火で行方不明になっていた方1人が発見されたニュースが流れていました。ご冥福を祈ります。


写真は登頂の後「蚕玉岳」(こだまだけ)と「剣が峰」の鞍部から振り向いて撮った物ですが。剣が峰山頂手前は本来右と左で片側通行なのですが標識の表示が壊れているので初めての方は全く無視で好き勝手に歩くので山頂直下の下りにも神経を使いました。


ヨツバシオガマ



ミヤマアキノキリンソウ



肩の小屋まで下山して、そこで30分ほど昼食休憩にします。そして又来た道を戻ります。その時に撮った写真で雲は殆ど発生していません非常に安定した天候でした。


行きの時と別の道で畳平「鶴が池」方面へ廻ります。そこで富士見岳斜面の「コマクサ」大群落です。


チングルマ



ウサギギク



畳平全景。出発時は写真真ん中の道を歩いた。観光バスが沢山駐車しています。



写真は 「鶴が池」と畳平。真ん中の山は「恵比寿岳」(2,831m)



オンタデの花が開花して赤みががった物と思われます。



写真は「鶴が池」の畔にまとまって咲いていた紫色の花は「ヨツバシオガマ」黄色の花は「ウサギギク」白い花は「トウヤクリンドウ」

この写真を撮った後、畳平へ戻ると丁度バスの発車時間5分前・・・・・
バスターミナル内の施設など見る時間も無く、バスに飛び乗り一安心13:05分発車でした。


この後乗鞍高原観光センター駐車場に戻り、すぐ側にある立ち寄り温泉「湯けむりの湯」に入りサッパリします。
時間も余り無い事から早めに切り上げ東京へ一路進路を取ります。

今回の山行は非常に天気に恵まれ、前日の予報では曇りないし雨で有ったのが嘘のような天気。帰り道、松本市内の農産物直売所で野菜やワインなどを買い込み東京まで戻りました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今回も、可愛らしい花が沢山~♪ (セラヴィ)
2015-08-03 18:38:05
今回も可愛らしい花を沢山撮られましたね♪

あの松の木にはビックリです。
最初、オブジェかと思いました(^^ゞ。

そういえば、御岳山でご遺体が見つかったとのニュースが流れていましたね。その直後にいらっしゃったのですか。残る方々も、早く見つかるといいですね。







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懐かしく拝見しました! (荒川っ子)
2015-08-03 22:00:36
懐かしい其々の写真です!
私も、山を始めた頃の10数年前に、短時間で易しく登れる山と言う事で
高原と山と、其々出掛けました。
その頃はまだ交通規制がなく、畳平までマイカーで行けた為に便利でした。

今回は、ご家族で高原の散策と登山を楽しまれて、理想的な行程でしたネ。
何よりも、天候に恵まれて最高の思い出が出来たのではないでしょうか。
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Unknown (J-Blue)
2015-08-04 06:20:57
>セラヴィさん
あの松の木はどんな状況でそうなったか?不思議ですね~
御嶽山は山頂付近の雲が中々取れずシャッターチャンスを狙いましたが
時間切れで諦めました。当日は水蒸気の少ないスッキリした空気でした。
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Unknown (J-Blue)
2015-08-04 06:21:25
>荒川っ子さん
そうですか。私も十数年前畳平まで車で行った事があります、未だ雪が残る
道を岐阜県側へ降り平湯温泉へ行った記憶が有ります(曖昧な記憶ですが)
その頃は主に温泉めぐりのような感じで、山登りは殆どしませんでした。
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