八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

車イスと飛行機(2/5)

2015年02月09日 11時31分01秒 | 沖縄旅行
仙台⇔那覇は全日空だったけど、車イスでの搭乗はどこの航空会社でも同じと思う。

1.搭乗手続きなど
  ①出発時刻の80分前に搭乗手続きをする。
  ②その際、自前の車イスから機内専用車イスに乗り換える。
  ③飛行機への搭乗は他の旅客に先立って行い、降りる時は最後に降りる。(First-In,Last-Out)

2.機内専用車イス
  ①狭い機内通路に合わせた幅の超狭い特殊仕様の車イスで、自走は無理。
  ②飛行機の中に入ったら、両太腿をベルトで結構がっちりバインドされる。(足がブラブラしないように)
  ③そして車イスの両手すりを取り外すので、自力で上体を直立させておかなければならない。
  ④機内トイレへの車イス移動も両サイドの手すりがない状態で、
    なおかつ両太腿をがっちりバインドされた状態で車イスに乗っていることになる。
  ⑤乗っているから直接見てはいないけど、機内に入る直前に車イスの両輪をさらに幅の狭い両輪に代えている模様。

3.機内専用車イス⇔座席への移乗
   基本的にCAさんは肩を貸す程度(チカラ技は期待できない)

4.機内トイレ
   頑丈な壁や手洗いが両サイドにあるので、想像以上に楽に手すり代わりに利用できた。
   便器は座るタイプの洋式で水洗。

5.その他
  ①機内通路での車イスは狭いシート、背もたれ、足置き台しかなく、両太腿もベルトで固定されるので、
    移乗や移動中の上体の直立維持、他の乗客の邪魔にならないようにと、細心の注意と緊張を要した。
  ②帰りの那覇→仙台のフライトは2時間だったので、機内トイレを使わずに済んだ。
  ③たとえ一歩も歩けなくとも、移乗・トイレは自力でできないと(体幹2級相当)飛行機は相当難しい。
    (付添いやCAさんは、あくまでも支えで補助)
  ④言葉の壁がなかったから機内トイレも無事に使えたけど、
     これがハワイアン航空と思うと、緊張と不安のあまり身体が硬直してカタストロフィになっていたかも。

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