こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

右のポケットと左のポケットの違い

2009年06月12日 06時28分39秒 | Weblog
 特養ホーム「ちぐさの」の民間移譲に絡んで、唐津市は国庫補助金の返還金「8000万円」にのぼることが、共産党議員団に職員の説明で明らかになりました。

 このことは、これまでの説明していなかったことで、意図的に隠していたとしか思えません。

 8000万円の返還金は、10年前に大規模施設改修をした時に国から補助を受けていたために、耐用年数以前に解体などをした場合、その経過年数に応じて返還しなければならない金額です。

 加えて、1000万円を超える什器備品を社会福祉法人に無償で移譲すくことにしています。

 唐津市は、右のポケットに1億1000万円が入るものの、左のポケットから9000万円を出費することになります。実質3000万円しか残りません。

 こんな大事な問題を議会で説明せず、旧病院跡地1億1000万円が売れるから「病院経営に有利になる」ところだけを胸を張って説明していました。

 全国の事例では、償還金が発生した場合は引き受け事業者が支払うことを決めているところが多数です。今回なぜそのようなことをしなかったのでしょうか。
 
 坂井市政は、最近このような手法が多すぎます。
厳木の運動広場を工業団地に変更する時は7000万円の国庫返還金を発生させました。
しかも、工業団地はいまだに完成しないばかりか、取り付け道路の見込み違いから1億円以上の追加工事が発生し総額2億4000万円の工事にふくれあがりました。

 市の財産は、市民の財産です。もっと慎重に扱って欲しいものです。

 

 
コメント (1)
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