こんにちは浦田関夫です

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市教委、いじめ自殺未遂で提訴されたことを隠す

2009年06月18日 06時34分25秒 | Weblog
 唐津市内の中学校で一昨年5月に起きた女子生徒の自殺未遂事件について、女子生徒と両親は、市と、いじめた上級生3人、保護者6人を相手どり治療費や慰謝料など約1億3100万円の損害賠償請求訴訟を起こしていたことが新聞で明らかになりました。

 退職警察官が常駐する学校で起きた事件に、管理指導の限界やマンモス校で生徒に目が行きとどかない教育現場の苦悩などを感じます。

 このことで私が問題にしたいのは、3月30日に提訴されているにも係わらず、市長や市教委から議員や市民に何の説明もないことです。
 私は、昨日の各派代表者会議で「教育委員会の説明があってしかるべき」と議長に対応を求めました。早速今日の各派代表者会議で説明をするそうですが、一昨日の記者会見前に説明すべきであり、議会から求められて説明するでは遅すぎます。
 唐津市が提訴された時点で、どのような内容での提訴だったのかを説明すべきであったのです。
 唐津市(教育委員会)が起訴されているのに、「議会が知らない」では議会軽視にほかなりません。
 この問題が6月議会前に明らかになっていれば、幾人かの議員はこの問題を一般質問したでしょう。しかし、提訴の事実を隠ぺいされれば質問のしようがありません。
 教育委員会では、議会に知らせることで「困ることでもあったのか」と勘ぐりたくもなります。

 似たような事件は、肥前中学校でもあり、その後どうなっているのかも説明がないままです。

 唐津市の体質が「議論を避けたい」と思えるようなことが目立ちます。
特別養護老人ホーム「ちぐさの」の無償譲渡の件でも、議会に説明がなされたのは、昨年の12月議会中で、一般質問を締め切った後に「各派代表者会議」に説明をしたために一般質問では取り上げることができませんでした。

 いま、6月議会の最中であり、この問題の全容を明らかにするためにも集中審議を求めたいと思っています。
コメント (1)
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