こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

好きな詩・セリフ: 「不道徳教育講座」三島由紀夫 ~大嫌いなオノ・ヨーコに捧ぐ~ 

2006-02-12 13:16:13 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
土曜日の明け方、イタリアで冬季オリンピックが始まった。

そのような時間に起きているほどの体力が無いので、夜、少しNHKの開会式のダイジェストを見出したのだが、いきなり、嫌な事があったので見るのをやめた。

何と、また、私の大嫌いなオノ・ヨーコが出てきて「Love&Peace」だの言い出し、ジョン・レノンの「イマジン」が流れ出したので、「うわわわ!」と発狂してその場を去る。

申し訳無いが、オノ・ヨーコは、死んだ自分の亭主を食い物にしているとしか見えない。骨の髄までしゃぶりつくすつもりらしい。また「イマジン」という曲をここまで落とし、安易に世界平和に繋げてしまった犯罪的なヤツである。本当に虫酸が走る。

こういうエセ世界平和主義者には、是非、三島先生のこのコトバを捧げたい。

「冬、凍った路上で見事に転ぶ人だとか、風のひどい日に、自分の帽子をけんめいに追いかけてゆく人だとか、そういう気の毒な人たちを笑う気持ちが、われわれの心を世界に結びつけます。

世界を結ぶ環は、人類愛なんぞではなくって、むしろ無邪気な嘲りの共笑だと私は思います。」

(1967年 三島由紀夫「不道徳教育講座」より)
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ぼちぼちでんな~。

2006-02-12 12:21:27 | 雑記帳
昨日、少し時間が出来たので、いろいろなヒトのブログを、珍しく見た。

参加人数1ケタ台を狙う、自閉した引きこもりサイト「こころとからだがかたちんば」に来てくれるヒトを増やすつもりは一切無い。これは、私と数少ないココロの友・同志を繋ぐサイトなので、にぎやかにドンちゃん騒ぎをするつもりは、全く無い。

だが、いろいろ見させてもらって、思ったのが、案外 ドラマ「時効警察」の隠れファンが多いんだということ。私自身がファンなので、こんな偏ったブログでさえ「時効警察」と乗せると、同じようなファンが見てくれたらしい。

思うに、正直、ゴールデンタイムのドラマというのは、まぶしすぎて見る気がしない。まずもって時間的に見られないというのがある。また、心情的にもついていけないことが多い。
バブル崩壊後、バブリーなドラマは減り、中には、いかに生活感を滲ませるかという点で努力をしているドラマも多いが、そういっている間に、こちらの生活は、もっともっと、かたちんば的に悲惨になっていくので、やっぱり、そのギャップは大きく存在している。
要は、ココロ落ち着けて見られるものは少ないでやんす。

そんな中、「時効警察」は、その何というのだろう、、「温度感」とでも言うのか、そういう感じが、こちらの温度に近いような気がする。それが、見てて安堵するし、落ち着いて見られて、素直に楽しい。

 そもそも、ヒトの多くが見ない23:15スタートというのも、みんなのストライクゾーンから外れて、自己主張せず、眼に着きにくいのも良い。
 また、いろいろと、茶化した演出が、「ウソだよ~ん」という感じで、その好い加減さが良いし、前にも言ったビシバシステムの布施さんなどなど名脇役が居て、個人的に楽しい。

また、麻生久美子さん・オダギリくんの着ている服が、意識的に、いかにも普段着っぽいのが良い。
みんなしゃべっているコトバも、かったるい日常を反映して、ぼそぼそしているし、まとまりに欠いていて良い。
肩肘張らずに、ごくごく普通で行きましょうや~と言う感じに安堵する。

これまた個人的だが、オダギリくんが風邪を引いたというので、おでんを作って持っていくというのも、幾分か大げさなので、ちゃんとそれを補正するために「ウソだよ~ん」というオチをつけながらも、それでも、普段と変えて、赤い女の子っぽいエプロン姿のかわいい麻生さんを登場させるサービスも忘れない。【写真】

・・・・まあ、ぼちぼち行きましょうや、という自分にも、よく馴染むドラマで、こんな感じでも良いよ、という人だけに見て欲しいものだ。


要は、カッコつけたドラマなんて見てやるか!ということだ。疲れるのは、仕事だけで、もう沢山です。
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坂本龍一のサウンドストリート 1982年1月19日 '78~'79 YMO結成前夜の曲特集

2006-02-12 00:30:20 | 坂本龍一のサウンドストリート
1月末にはテープお越しをしたのだが、すっかり放置していた。

このテープは余り聞いていなかったせいで、音が早くなったり遅くなったり・・テープが伸びてしまったのだ。悲しい。。

その悲しさに出会ったこともあり、すっかり「どうでもいいや」となっていたが、久々に時間的に余裕ある夜になったので、チカラを振り絞り、聴きなおしていた。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

このテープ今から?
始まったの?

え~っとなににしようかなあ。。

じゃ、行きますよ。

と、アルバム「左腕(”さわん”と読んだらしい)の夢」を熱血野球アルバムと思って、野球選手と坂本教授を勘違いした女の子の友人のハガキを読んで始まる。

1・大貫妙子 「じゃじゃ馬娘」
この曲は教授のアレンジでは無い。78年「ミニオン」より。
ミニオンのA面は違うが、B面は教授のアレンジ。

矢野顕子さんに並んで、大貫妙子さんも大好きで、非常に影響を受けたヒトだ。
最近は、やたらと女性の一発屋アーチストが出てくるが、そういう「浅い」ヒトとは違って、大貫さんは深い。そして才能がある。そんじょそこらのヒトとは違うのだ、圧倒的に、ね。

2・細野晴臣 「ファム・ファタール」
「はらいそ」に入った、YMO結成直前の3人の参加した初めての曲じゃないかな、、と教授。

かたちんばは、この曲を'80年の中学2年生の頃、毎日聞いていた。
怪しい曲で大好きだった。「ガーガーガー」とうっそうとした森で鳴く鳥たちの音、「君は悪魔の子」という歌詞、「ほら聞こえる 地鳴りの音 遠く響く 揺れる ねえ、こんな前触れなんか 消しておくれよ ファムファタール」というサビ、どれも当時の細野さんの不思議なイメージに合っている。

「最近、細野さんが元気無い。YMOの中でも作曲数が少ない。あれでもリーダーですか?」との過激なハガキが来る。

そういえば、はっぴいえんどを再結成したいと松本隆さんがノリ気で言っている、とのこと。実現するんじゃないかな、と教授は言っているが、ただ、これまた実現するのは'90年近くになってのことです。

3・キリン 「I’LL BE THERE」
教授と渡辺香津美 中心のユニット「キリン」のアルバムより。
教授「当時はキリン軍団とか言われて、圧倒的なものがありましたが。」

コーラスは矢野顕子さん。ドラムは幸宏。

79年4月~5月録音
作詞:矢野顕子
作曲:坂本龍一

教授「懐かしいですね~。。。独りで懐かしがっていたりして。」

2月14日に清志郎との「いけないルージュマジック/あかるいよ」が出る。
この1月19日からTVで放送らしい。

ロンドンに行くので、ついでに、デヴィッドとシングルを作る予定らしい。→「バンブー・ミュージック/バンブー・ハウシズ」

幸宏も同時期にロンドンでアルバム作るらしい。→「ボク、大丈夫。」のことだと思う。

教授「糸井重里さんが免許の第③段階です。
 私も負けずに頑張らないと。今年こそは免許取るぞ!」

4・宮崎美子 「今は平気よ」
道を外れて、教授の最近のプロデュース作品より。

年末年始のたまったハガキを読む。

5・高橋幸宏 「サンセット」
この曲は、かたちんばは、ナミダ無しでは聴けない。
この曲も'80年の中学2年生の頃、毎日聞いていた。
若い幸宏の声にグッと来る。

アルバム「サラヴァ」【写真】より。
正確な発音を元にすると、「サハヴァ」の方が近いです。


教授「いいですね。今だけは夢を見たい、、、、クゥ~。
少女マンガみたい。叙情的だね。」

6・矢野顕子 「東京は夜の7時」
我輩の大嫌いなピッチカート・ファイヴも同様の「東京は夜の~」と歌っているが、そっちは吐き気がするほど趣味が悪く嫌いである。

このライブ音源では、ベースを細野さん・キーボードを教授・ドラムは幸宏・コーラスを山下達郎さん&吉田美奈子さんがやっている。

この頃は山下とやってたんだよね。たかが3年前なのに。

来週あたり清志郎呼ぼうかな。
じゃまた。

と唐突に終わる、この回だった。
コメント (3)
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