こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

OMD  「SECRET」'85年6月

2009-05-29 12:55:46 | 音楽帳


1985年4月から暗い浪人生活は始まったが、孤独だった。
共に予備校に通う、同じ高校の仲間は居たが、真にココロから話せる仲間は居ず、親からのプレッシャーと、今後の行方が見えない中、憂鬱だった。

毎日、御茶ノ水の駿台予備校が終わると、1人で歩きに歩いて、後楽園前を通過して、真砂図書館に向かい、夕方、喫茶店で「夕やけニャンニャン」を見るだけが、一服の清涼剤だった。

そんな中、たぶん6月だったと思うが、TVのミニバイクのCMにかかったのが、このオーケスラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークの「シークレット」。
一発で気に入った。



よく、天気の良い日に、汗をかいて、後楽園に向かう道で、青空の下、頭の中でこの曲を歌ったものだった。

OMDの中でも素晴らしく、突き抜けるようなPOP感を持つ佳曲である。

のちのち、この7インチのシングル盤も必死の思いで手に入れた。
大事な宝物。
自分にとっては思い出深い1曲です。
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ROXY MUSIC   「TRUE TO LIFE」 '82

2009-05-28 03:22:11 | 音楽帳


誰もがトライを試みながらも、到達し得なかった孤高の領域に、この音楽は「到達」してしまった。

ロクシー・ミュージックが、様々な試行錯誤をしながら、最後に着地したのは、この世でありながらも、この世ではないような不思議な領域。

「アート」という表現というのは、放たれた時に既に、演奏家からも聞き手からも離れて空中に漂う、1つのモノとして存在することを祈っているはずだが、ほとんどの音楽は、「演奏家」だったり、「ファン」だったり、「時代のハヤリすたれ」という属性から離れることが出来ないで、もがいている。

しかし、アルバム「アヴァロン」は、そういう様々な属性からも見事に放たれて、誰のモノでもない領域に、舞い上がり、「永遠」という言葉を手に入れてしまった「奇跡」がある。

アヴァロン=桃源郷

***

誰もが夢を見ながら到達し得ない領域に、この音楽は、僕らをいざなう。

ただ、素晴らしいジャケット写真が表現しえているように、既にそこに桃源郷は見え、永遠にいざなわれていきながらも・ついにたどり着いた永遠の地を感じさせながらも、それと同時に、もどかしくとてつもなく酸っぱく切ない感情を呼び覚まされる。

「アヴァロン」は、すみずみまで完璧な音の完成度は、本当にトータルコンセプトアルバムとして、「永遠」を感じさせて、全曲素晴らしいですが、自分は特に最後に近いB面の「TRUE TO LIFE」が好きです。

実に、切ない・・・・・。
高揚感と入り混じったえもいわれぬ「泣きたいような」感じが好きです。
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砂原良徳さんの8年ぶりの新譜(サントラ)本夏リリース決定

2009-05-24 15:48:52 | 音楽帳
砂原良徳さんの新譜がやっと聴けることになった。

新譜は、名作「LOVEBEAT」以来8年ぶりのことになる。
ずいぶんと待たされたが、期待が高まる。

このアルバムは、この夏に公開予定の「ノーボーイズ,ノークライ」という映画のサウンドトラックとして発売される。

映画には興味ないが、砂原さんの新しい音が早く聴きたい。


【音楽は、ゆりかもめの映像に合わせて「Life & space」~「Welcom to Japan」】

しかし、4枚目以降、やっとの5枚目が8年ぶりというのは、潔癖症というか、完成度の高い音を重視する砂原さんらしい。
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さすが怖い国=「朝鮮」 ~「ノムヒョンさんの自殺(?)報道」~

2009-05-23 19:31:43 | 雑記帳


【かたちんばニュース】「ノムヒョンさんの自殺報道」

韓国警察当局によると、同国の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領(62)が二十三日午前、同国南東部・金海市の自宅の裏山を登山中に転落、頭部を強く打ち病院に運ばれたが死亡した。

盧前大統領は有力後援者からの不正資金を収賄した容疑で検察当局の事情聴取を受けていた。
警察当局などによれば、盧前大統領は自ら飛び降りており、遺書も残されていることから、自殺したとみられる。

 前大統領の弁護士も務める側近の文在寅(ムンジェイン)元秘書室長によると、前大統領は同日午前五時四十五分ごろ、警護員一人とともに自宅を出発、登山中の同六時四十分ごろ岩から飛び降りた。

 韓国メディアは遺書には「今まで大変だった。多くの人に苦労をかけた。恨むな」などと書かれていると報じた。搬送先の病院は、死亡は午前九時三十分で、死因は頭蓋骨折と脳挫傷と発表した。

 最高検察庁は近く前大統領の逮捕状を請求するかどうか最終判断する予定だったが、二十三日、死亡により前大統領に関する捜査は終了すると発表した。

 最高検は前大統領周辺に有力後援者から提供された六百万ドル(約五億七千万円)の資金がわいろに当たるとみて捜査中だった。
前大統領夫人や長男、大統領在任時の秘書官らの事情聴取と併せ、先月三十日には、前大統領本人も取り調べた。

前大統領は「道義的責任」を認めながら「容疑」はほぼ否認していた。

******

まずは、相変わらず朝鮮は怖い国だなと思った。
ノムヒョンさんもかわいそうに・・・・・。

自殺なんて言っているが、真実は定かではない。
しかし、この国は、引退した途端に、何らかの手口で殺されるんですね。

さすが、野蛮国家。

***

<韓国大統領の歴史>

初代~3代 李承晩(イ・スンマン)・・・不正選挙を行いデモ隊186名を射殺し失脚。副大統領は一家心中。養子の長男が実父母と実弟を射殺し自らも自殺。

第4代 尹潽善(ユン・ボソン)・・・軍事クーデターで失脚。

第5代~9代 朴正煕(パク・チョンヒ)・・・政敵を殺害目的で拉致。狙撃され夫人が死亡。圧政の末、部下に射殺される。

第10代 崔圭夏(チェ・ギュハ)・・・軍事クーデターで失脚。

第11代~12代 全斗煥(チョン・ドゥファン)・・・政敵を逮捕監禁。デモ隊191名を射殺。反乱罪・内乱罪・収賄罪で死刑判決。後に特赦。

第13代 盧泰愚(ノ・テウ)・・・不正蓄財、反乱罪も発覚し懲役17年。後に特赦。

第14代 金泳三(キム・ヨンサム)・・・在任中に次男が斡旋収賄罪と脱税で逮捕される。経済危機に陥りIMFの介入を招く。

第15代 金大中(キム・デジュン)・・・自宅軟禁、重症交通事故、拉致、投獄、死刑判決をへて大統領に就任。在任中に息子3人が収賄容疑で逮捕。

第16代 盧武鉉(ノ・ムヒョン)・・・選挙違反で弾劾訴追され一時的に大統領職務を停止される。退任後、収賄容疑で事情聴取を受け自殺。

******

誰も、ちゃんと残った人は居やしない。
こんな国、誰が愛しますか?
誰が信じるのでしょうか?
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ROXY MUSIC  「AVALON」'82

2009-05-23 14:38:33 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ


1980年代の洋楽の中で、燦然と輝き、永遠に色あせないアルバムは、1982年のロクシー・ミュージックの「アヴァロン」であることに、異論のある人はいないだろう。

「アヴァロンへ ようこそ。」

***



Now the party's over
I'm so tired
Then I see you coming
Out of nowhere
Much communication in a motion
Without conversation or a notion

Avalon

When the samba takes you
Out of nowhere
And the background's fading
Out of focus
Yes the picture's changing
Every moment
And your destination
You don't know it

Avalon
Dancing, dancing
Dancing, dancing

When you bossanova
There's no holding
Would you have me dancing
Out of nowhere
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HIS    「幸せハッピー」'05

2009-05-23 13:05:40 | 音楽帳


2005年に、14年ぶりに発表されたHISのシングル「幸せハッピー」。

この夏、細野さんと、清志郎が2人で、8月15日にNHK-FMで「ダブル・DJ・ショー」をやった。
このテープは、愛蔵版です。

とにかく、ざっくばらんな2人に、佐野史郎が入って、めちゃめちゃ楽しい放送だった。
坂本冬美さんも電話で参加。

細野さん 「清志郎は、タバコもやめて元気だねえ。」

清志郎  「元気ですよお。」

今、聴くと、うなってしまう会話だったが、これが、たった4年前と思うと、色々考えてしまう。

***

しかし「幸せハッピー」は、最高の佳曲です。

清志郎が作詞し、それに、細野さんが曲を付け、冬美さんが歌う。
最高にぜいたくなGOODな曲です。
ええ~曲やなあ~。

しかし、実は元々、坂本冬美さんをHISに引っ張り込んだのは、清志郎なのだ。
歌のうまさに惚れこんで、シャイな清志郎自身が、冬美さんを「ナンパ」したのである。

その冬美さんのHPには、コメントが載っていた。

「ロックのカリスマ

5月2日忌野清志郎さんが58年の人生に幕を降ろしました。
新人の演歌歌手だった私に声を掛けて下さり、違う世界を見せてくれた清志郎さん。
尻込みする私の背中をポンと押して、違うステージに上がらせて下さった清志郎さん。

あなたの影響を受けたアーティストは大勢いるでしょう。
そして私も間違い無くその一人です。
偉大なカリスマの歴史に、少しだけ参加出来た事は私の最大の誇りでした。

ロックのカリスマとして、ステージでの激しいシャウトもそうですが、
私はあなたの恥ずかしそうに、はにかんだ笑顔をいつまでも忘れません。
安らかにお眠り下さい。                  坂本冬美」

***

冬美さんには、HISということでなくとも、こういう演歌ではない分野でも歌って欲しいのだが。
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ナゾの「マスクマン・ブーム」の到来

2009-05-21 19:49:48 | 雑記帳


何を根拠として、日本は、この実体不明の「インフルエンザ」に過剰反応しているのだろうか?

世界でも、このような大騒ぎをしているのは日本だけらしい。

海外では死人も出たとやらの「インフルエンザ」。
しかし、この菌についての情報をラジオなどから医療専門家から得ていくと、「単なる風邪の一種」に過ぎないらしい。

しかし、世の中は、まるで日本人に特有の「強迫神経症」の面が、その精神の深層から出てきて、日本人は、何かに駆り立てられるように、必死になって、マスクを探してうごめいている・うろたえている。

マスクはどこも売り切れらしい。
マスクをしたらどうなのか?その理由もはっきりせぬまま、全体の「単なるムード」とバカな「ワイドショー」的に成り果てたテレビ・メディアのあおりを受けて、みんなで「パニックごっこ」している。

関西の人から聞いた話だが、マスクをしていないこと自体が、その「場」において、「変人」扱いされるような「ムード」が支配しているらしい。

仕事場にいけば行ったで、総務はマスクをいつの間にかカートンで仕入れていたり、「インフルエンザ」対策についての文書が社内に第1報・第2報・・・と、無駄な時間を使って作られた「誰も読まないよ」というような濃い内容で流されている。

なんだかそこに、日本人の精神構造の脆弱性と幼稚性を見てとってしまう。

しばらくは、このマスクマン・ブームは続きそうだ。
いつこの情報操作からみんなが目を覚ますことやら・・・。
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David Sylvian  & Robert Fripp  「Wave」(Live)'93

2009-05-18 22:52:14 | 音楽帳


7:00起床。
だるくウツ状態。
何か絶望感に包まれる疲れだ。

0:00に睡眠薬飲んで寝たのに、3時に起きてしまう。
トイレに行き、暗闇でお茶を2杯飲む。
眠くならないので、爆笑問題のmp3を聴いて横になるうち、鳥が鳴き出し朝が来てしまう・・・・。

私は朝が嫌いなので、いくら晴れても何も感じない。
特に、月曜日は、「ブルー・マンデイ」にしか過ぎない。

***

へろへえろになりながら、冷やしうどんを作り、食べるというか流し込む。
抗鬱剤に鎮痛剤、それにQ&Pコーワゴールド、ドリンク剤、野菜ジュースとたくさんの「おまじない薬」を飲んで、7:40家を出る。

日差しがキツい。むし暑い。

7:52東武線に乗る。
また、今朝も山手線で人身事故らしく、電車が止まっているらしい。

8:07北千住でつくばエキスプレスに乗り換える。
かなり早く着いてしまいそうだ。
電車の中でトランジスタラジオを聴く。

***

しかし、蒸し暑い日々が続く。
沖縄は、今日、梅雨入りをしたとのこと。
昨日、床屋でたんまりヘアカットしたので、軽くて涼しい。
薄い髪が風になびくのを気にする必要も無いのが楽だ。

守谷駅のタリーズでアイスコーヒーを飲む。
空は、ひたすら青く、駅前のロータリーを輝かしている。

***

今日の会議では、めっためったに攻められ、宿題をたんまり背負ってしまったが、それでもまだ落ち込むということはない。
薬の飲み過ぎでマヒしているのかもしれない。

昼は、時間もなく、食堂の食事も売り切れだったので、仕方なくつくばの工場の近所の「吉野屋」で牛丼しか食べざるを得なかった。
牛さん、ごめんなさいm(_ _)m。
そして、ありがとう。

16:00会議を終えて、都内にUターンすると、17:10.
もうすでに、立ち飲みで、酒を飲むリーマンを見る。
彼らは、勝ち組なのか?それとも全てをあきらめた負け組なのか?

そんなことを思いながら、仕事場に戻り、仕事をする。

***

21:06退社。

やろうと思えば、やるべきことは尽きないが、月曜日のスタートだし、あまり初日から走らない方が良い(=今朝飲んだたんまりの薬が効いてて、その錯覚で走り過ぎて、翌朝急激にウツにダウン(_ _)…ということもある)ので、疲れを感じる前に帰ることにした。

21:32浅草発の電車に飛び乗る。
今日も、真暗な隅田川を渡る。

22:00帰宅。
家の前に走り寄るネコのミケちゃんを招きいれ、しばし遊ぶ。

夕食も、冷やしうどん、それに冷奴、コロッケとご飯。

***

急に、David Sylvianの声が聴きたくなる。
「Gone To Earth」に入っている名曲「Wave」のライブ。
ギターは、ロバート・フリップ。
シルヴィアン&フリップのライブより。
かなり良く出来た演奏の「Wave」である。
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THE CURE 「ALL CATS ARE GREY(灰色の猫)」'81

2009-05-17 21:36:17 | 音楽帳




疲れがすっかり溜まってしまったので、昨夜から暗い日差しの入らない部屋で惰眠をむさぼり、起きると11:30だった。

日曜日、起きると曇天の天気に少しも陽気にはなれない。

昨夜は、たぶん…23時過ぎに「爆笑問題」のラジオのテープ聴きながら、寝てしまったのかもしれない。
記憶が無いのだ。

タバコをふかし、新しい緑茶を入れて、飲む。

ラジオは、いつもは少しは陽気にさせてくれるが、今日はそういうことも無い。

食事をする気力も無い。

池中源太の西田敏行のように、爆発した髪の毛で風呂に入る。

***

風呂上り、ラジオでかかる「ミュージック・チャーム」のチャーミングなマッピーの声も遠く聴こえる。

13:00外出
今にも降り出しそうな天気。

仕事場に行き、明日の会議の資料の作成とコピーをする。
メールをチェックする。

16:00たんまりコピーした資料をずた袋に入れて、電車に乗る。

仲御徒町で降り、床屋でカット。
毛が薄いくせして、前髪以外はボーボーに伸びる髪、それは、キュアーのロバート・スミスさながら。

床屋で9mmのバリカンで、後ろと横を刈り上げて、髪を軽くしてもらう。
ひたすら落ちる黒髪。
前髪が無いから、横も後ろもいらんのじゃ。

***

すっきりした頭で、ヴェローチェで一服。
その後、胡散臭いアメ横を歩き抜け、上野の丸井の地下で、坂本龍一の新譜「Out Of Noise」を買う。

浅草経由で帰ると、昨年に続き、今年も天気の悪い中の「三社祭」の客でごった返す。

***

18:30帰宅して、今日初めての食事を取る。
日が沈んでいく。

夜、キュアーを久々に聴く。
彼らの曲の中でも大好きな曲、「ALL CATS ARE GREY(灰色の猫)」。
1981年の「FAITH」というアルバムに入っている曲。

独身の自分は、こういう1日ひたすら暗かった夜には、孤独で内向的な過去の自分が、むくむくと起き上がり、こういう曲を、欲求してくる。

「LOVE CATS」も名曲だが、あれは明るい。
しかし、同じ「猫」の曲でも、この曲の深い森の中をさまよう様な幽玄な名曲が、今夜はぴったりする。

どうせ、明日からも地獄。
となれば、「ALL CATS ARE GREY(灰色の猫)」を始めとして、暗い曲で落ち着きを戻そう。
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Strawberry Switchblade 「Since Yesterday」'85年5月

2009-05-16 12:07:52 | 音楽帳


1985年5月25日に、ストロベリー・スイッチブレイドの、1枚目のアルバムが発売された。
「2人のイエスタデイ」がヒットし、一時的には、彼女らの衣装も含めて、話題にもなったが、結局は「一発屋」で終わった。

周囲の浪人仲間は、アルバムを買って聞いている人も居たが、ニュー・ウェイヴ筋の自分は、余り関心が持てなかった。今も関心は無い。

案の定、時代の中の、アダ花であった。
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