昨夜の雨は、まるで話ばかりが大きい「はったりさらりーまん」のようだった。
そんなレベルのことで、草木や生き物たちの苦しみは癒えない。
もっと降らないとダメでしょ?
大地が冷えないでしょ?
と、空にダメ出しをする。
今朝も、ゴーヤくんには、2リットル・ボトル×4本のお水を上げた。
今日、帰り道。
いきなり視界が、ぐしゃぐしゃっと瞬間壊れ、三半規管がぐるぐる回り、歩く中、よたよたと道端に倒れた。
ひさしぶりのめまいである。
立って歩こうとするが、うまく進みたい方向に歩けないので、しばしトロトロと歩く。
暑さの続く中、それがガタの来たカラダに影響。
とも言えるが、そんなことを言っては生き物たちに失礼千万。
決して、正統マクロビオティックではないが、動物性の食物を出来るだけ採らない暮らしは、かなり長い。しかし、暑さの影響でバランスを欠いた食事であったことは事実かもしれない。
一日二食か一食。
余分な食をしないのは変わりないが、食の代わりにお酒を飲みすぎている。と言ってもビールだけしか呑めないが。
今日のめまいは、昨夜、眠られず、朝方4時に眠りに堕ちたものの、つくばに都内に・・・と、ああだのこうだの、しょーーーもない会議三昧だったせいであろう。
そう思うようにしよう。
【7月から、あてども無く貼り込み続ける、ゴミ・スクラップ・ブックの中の「とある」ページ。
永遠に完成しそうに無い。・・・というか、何が完成なのか?も、じぶんには判断が付かない。】
早々に今日は家に帰った。参っていたので。そこにめまい。
帰るとまずは、暑がりで汗だくなので、パンツ一枚の姿に「即」成ることが基本。
首に職人さんのごとくタオルを引っ掛け、あたりに散らかる、拾った何か、ポストに(望んでもいないのに)勝手に投函された、しょーーーもないチラシ類、ゴミ・・・そういったものを、無造作にスクラップブックに貼り付けながら、缶ビールを開けて呑む。
ゴミ・スクラップ・ブックの面白さは、計画性の無さにある。脈絡や意図や世間なるコードから逸脱する。
意味など無い。単なる衝動をぶつけるのみ。
夢の島から亀戸まで歩いた8月11日。
道端で、車に潰されたタバコ「エコ-」の空き袋を拾う。
なんだかんだと貼り付け・絵の具で地を潰した上に、そのエコーをノリでべったりと貼り込む。
そこに、ワールドハピネスで、入場者が首からぶら下げるタイムスケジュール表のヒモだけを切り、貼り込む。
あの汗だくの深夜を、ノートに焼き付けする。
そんな今夜、愚にも付かないスクラップブックの制作の傍らで聴いていたのは、80年代の十枚には必ず選ばれるLPレコード。トーキングヘッズ&ブライアン・イーノに拠る「リメイン・イン・ライト」。
当時ぎらぎらしたブライアン・イーノが、ウルトラヴォックスやディーヴォー同様、オーバープロデュースした1枚。
アフリカ音楽を引用して、いけるところまでワンコードのみの繰り返しで行くという実験が、まさに化学変化して、新しい未知の音楽となった一枚。
暑い中ではあるが、それでも聴きやすい一枚。
一番最初に出会ったのは、1980年のいつか。。。
レコードレビューから気になっていたところ、たまたまレコードショップに入って、そのエサ箱で発見したシングル「ヒート・ゴーズ・オン(ボーン・アンダー・パンチズ【権力のもとに産まれて】)」の購入。
じぶんの記憶では、御茶ノ水・聖橋口に当時あったレコード屋さんで買ったと思っていたが、レコードの袋に「小田急」のマークがあって、新宿で買ったのだなあ。。。と、なんだかおかしな記憶違い。
久しぶりに聴くが、今夜は聴いているその曲を。。。
VIDEO
■Talking Heads 「Born Under Punches (The Heat Goes On)」1980■
このシングルを買った後に、兄が持っていた・友人に借りてLPレコードをカセットテープに落としたもの。
それを借りて、ダビングした。
そのテープを聴いて、LP「リメイン・イン・ライト」の全曲・全容を知ることとなる。