'83年秋は、ビル・ネルソンの流麗で官能的なギターを様々なところで聞いた。
YMO「浮気なぼくら」は当然のこと、モンスーンのレコード、そして、このソロ・アルバムだ。
日本発売は無かったが、ここには、幸宏がドラムで参加、松武秀樹さんが全体のコンピュータプログラミングで参加している。アルバムとして幸宏とビルが一緒にやった最初のもの、ということになる。
レコーディングは'82年秋に行われた、'83年1月にミックスというクレジットがある。
A面
1・The Real Adventure(ドラム:幸宏)
2・Acceleration(ドラム:幸宏)・・・幸宏のドラムがめちゃめちゃカッコいい!
3・Everyday Feels Another New Drug(ドラム:幸宏)
B面
1・Tender Is The Night(ドラム:幸宏)・・・名曲!ビルの裏返るヴォーカルがカッコいい!
2・Glow World(ドラム:幸宏、ベース:ミック・カーン)・・・これまた中近東したメロディ、ミック・カーンのうにうにしたベース、途中で入るリズムボックスの組み合わせが実に気持ち悪くて、カッコよい!
3・Another Day, Another Ray Of Hope
優れたデザインのジャケット【写真】もカッコ良く、このカッコ良さは、CDなんてちんけな大きさのものでは味わえない。
もっとも、このレコードはCDになっていない。
数曲追加されたものが、「Vistamix」という形で出ているらしいが、やっぱり私はレコードで聞きたい。