こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

ジャニス

2008-06-29 21:58:16 | 音楽帳


ひさびさにジャニスに行った。
勢いで、4枚CDをゲットしました。

・土屋昌巳 ライス・ミュージック
・メロン ディープ・カット
・ティアドロップ・エクスプローズ everybody wants to shag・・・
・FUNK ELECTRIC DUKE(オムニバス)
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ビール「もどき」を飲みながら思う。

2008-06-27 21:48:24 | 雑記帳


最近、酒を外で飲むたびに、「果たしてこれはビールなの?」と思うことが多くなった。
発泡酒だの第3のビールだの出来て、ようわからん状況になってきた。

どうせ貧乏なかたちんばだから、行く店は、安い居酒屋だが、「ビール」と頼んで、来た中ジョッキをまず眺める。
すると明らかに色味からして「ん~む、これはビールではない」と思える薄さを感じることがある。
飲んで、さらに「んんん~」と思う。

しかし、安くてビール「もどき」が飲めればいいという感覚なので、「まあ、やむをえん」で行くのだが、馬鹿高い「おしゃれ」を気取った店で「ビール」と頼んで、こういう怪しいビールもどきが出て来ると、やはり「??????」なのだ。

しかし、多分、いろんなものを混ぜた「ビール」もどきは、世の中に蔓延していることだろう。

***

世の中は、すっかり食品偽装「ブーム」だが、まあ、それぞれが自分の舌と自分のさいふを相談させながら、自分で判断・決断していくことだろう。
ひたすら「わたしは、何の罪もない被害者です」というのもいかがなものかと思う。
「もどき」にこそ味わいのあるものもあるし、やたらと「もどき」を敵視する気にはならない。

思えば、添加物ばりばりの駄菓子食いに始まり、育ってきた世代だし。

昔はもっといかがわしい食べ物に満ちていたはずで、いまさら騒ぐのは、馬鹿な日本の「マスかきメディア」の「ネタ」捜しに過ぎないように見える。
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カール・ストーン 「MOM’s」'92

2008-06-26 22:18:34 | 音楽帳


「世の中どーにかなりはじめたんじゃないかと思うひとびとに・・・・」といった糸井さんのコピーが入っていたのは、吉本隆明の本「相対幻論」であり、80年代の価値観の大転換点であり、革命宣言であった。

しかし、どうも最近、いろんな事件・殺人・自殺をまじかにするに及んで、再び、まったく別の意味で「世の中どーにかなりはじめたんじゃないか」いや、「どーにかすでになってしまった」と思った。

鬱気と殺意が充満した日常空間に、より不安とえたいのしれない窒息感を秘めながら、一方では、ネット社会という解放区が存在する世界。
隣人も身内もなくなった中、ネットという電子上で接続された別の共同体が存在する世界。

過去、宮台真司は、オウム事件を絡めながら、「終わりなき日常を生きろ」と言ったが・・・・隔離された空間で集団であったオウムが、ばらばらになったものの、一方では、その「個」のはらむ内面は、ネットに場所を移しただけの感がある。

***

今夜は、カール・ストーンの「MOM’s」を聞いている。

1. Banteay Srey
2. Moms
3. Gadberry's
4. Shing Kee
5. Chao Nue

1は、14分に及ぶアンビエントであるが、ぐるぐるとゆったりと渦を巻きながら落ちてゆく感覚。
それが、なぜか、今の、この時代の空気に似ている。感触が。

2は、ラテンバンドのような演奏をサンプリング、カットアップした曲。

3は、ランダムなグラスハーブをサンプリングしたかのような短音が、実にいい加減な羅列で、進行する。途中からあたかも、羅列に規則があるかに思える瞬間もあるが、不規則なまま。

4も、うなりのような音が繰り返され、ずれながら進行する。それが、15分に及ぶ。アンビエント的でありながらも、余り心地よさは覚えない。

5は、1と共に、密室に入り込んでいくような18分のアンビエント。

***

1は、まるで胎児に回帰していくかのような音とも言え、出色の出来である。
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めぐみとみゆき(の間違えでした)

2008-06-23 21:46:02 | 雑記帳


女子バレーが好きで、土・日とテレビで堪能した。

個人的なファンは、栗原恵と高橋みゆき。

栗原は、かかとの骨に大きな障害を持ちながらも、短い選手生活を日々頑張っている。可愛いだけじゃないエースは、身を削りながらスパイクを打ち込んでいる。

高橋みゆきは、29歳という選手としてはかなりの年齢だけど、男気あるアグレッシブなサーブ、スパイク、挑んでいくような姿勢に迫力を感じる。
スッピンであれだけ美しいのも魅力。

オリンピックをやる地が中国というのは不愉快だが、2人が頑張る姿は、今から楽しみです。
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土屋昌巳 「ヴェルヴェット・フラワー」'89

2008-06-22 00:32:57 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ


部屋を染めてゆく schoebergと

色の無いビデオ 羽の無い鳥

sentimental wind pain 銀の針先


静けさに眠る 風のようなきみ

窓辺の velvet flower こぼれる夏の陽

sentimental wind dripping 時を集めて


凍りつく こころが 空に昇って

溶けてゆく 身体から雨を降りだす


傷を残さない 孤独の傷み

エゴン・シーレの絵の中のきみ

sentimental suicide 目覚めないまま


凍りつく ことばが きみを殺した

溶けてゆく指先で 髪に触れても・・・・
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隅田川

2008-06-21 21:34:46 | 写真日和


天気は悪かったが、パンクであった自転車が修理出来たので、風を飛ばして、隅田川沿いを走った。

梅雨の割には、涼しくて、缶ビールとたばこをやりながら、河の流れを見ていた。

写真は、白鬚橋。その向こう側は南千住。
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土屋昌巳 「水鏡」'89

2008-06-20 23:02:17 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ


はねを広げた鳥は 光の中へ

強く生きていたいと

思う こころの弱さよ


きずついていく 水鏡は

夜を 映しだすだけ

no tomorrow , the sun is never shining

目の中に沈む太陽

no tomorrow , the sun is never shining

告白の闇が 続いたまま


静けさはせつなく こころを包み

記憶のつづれ織りを

ほどきはじめている


ひびわれてゆく 水晶の舟に

身をまかせ 旅立つ


no tomorrow , the sun is never shining

手のひらに浮かぶ みずうみ

no tomorrow , the sun is never shining

告白の闇が続いたまま
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土屋昌巳へのシンパシー

2008-06-19 22:07:42 | 音楽帳


土屋昌巳というヒトへの興味というのが、尽きないのは、自分に似ている面があるからだと思っている。

当然、一風堂やソロの音楽も好きだが、駄目な面もあり、そういうのも含めて、興味の対象である。

***

土屋昌巳は、80年代、自分が持つ能力以上の地点に自分を持っていくために、様々な道具を駆使してきた。

YMOが「日本」を誤解させる策を外国に取ってきた手法、「化粧」や「不思議な発言」に匂わせる神秘主義的誤解の利用、ヨーロッパ音楽の明らかなるパクリ…。
そういったもので、とりつくろってきた。

最後の一風堂のメンバーであったはずの見岳章からは、秋元康との対談で、「土屋昌巳というパクリで音楽作っているヤツとユニット組んでたんだけどさあ~」と言われる始末。
<見岳章は、美空ひばりの「河の流れのように」を作曲し、たぶん、一生、安穏と暮らせるから、こういうことを平気な顔して言ったのだろうが・・・>

また、兄貴分であり、師であったはずの、坂本龍一からは、別離宣告をされる。
〈これは1981年矢野顕子の「またあおね」ツアーで一緒にやっていた時期は問題なかったはずだが、1982年ジャパンのギタリストに指名され・同時に・「すみれセプテンバーラブ」がヒットした際に、宣告されたもの〉
坂本龍一にとっては、自分が利用されていることと、模倣されていることへの嫌気だったのかもしれない。

***

いっぽうぼくはといえば~プラトニック…
ではなくて、自分は秀才の兄貴を持ち、同様のプライドを持つことを親から強要されながら、結局は「兄貴もどき」な表層的な!「芝居」をし続けて、その限界点で精神破綻し、ハタチで自殺未遂を行うに至った。

兄貴は、6歳上で、文学少年だった。永田町小学校→麻布中・高→東大→博報堂→独立と、手の届かぬ存在になっていくのと、相反して悲劇的に没落していく自分。

土屋昌巳と坂本龍一の関係にも、同様の匂いを自分は感じてしまう。

自分は、自分の再構築とリハビリを送り、何とか世の隅っこで、メシを食えているが、時に現れる、不安や鬱は、「かくあるべき自分」と「現実には才能も能力もない自分」との間に現れる落差現象のなごりだと思う。

***

よく自分は、仕事上「自分がない」と言われる。
似た感触を、土屋昌巳に感じたりもする。

かつて、ジャン・コクトーを、盗みの達人と言うコラムを見たことがある。

そこには、美少年を横に、にやにやしながら、その美少年を見やるジャン・コクトー少年だった。

***

ヒトから盗んだものを自分なりにカタチにすることは「影響」というが、これと、「パクリ」の微妙な違い。

自分は、明らかに、装飾を全て剥いでいけば「自分がない」のだろうと思っている。

ただ、一方、ニンゲンなんてそんな程度のもんじゃねえか・・・とも言いたくなる。

***

土屋昌巳には、素晴らしいギターテクニックと、「不思議、大好き」の才能はあるが、かなり無理をした80年代ではあったと思う。

しかし、それこそが80年代だっただろうし、彼の無理はきちんと、時代にキズを付けた(FILE=時代にキズを付けろ というツアーがありましたね)と思っている。
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大暴落した株の後始末

2008-06-19 21:30:36 | 雑記帳
お恥ずかしいことだが、昔、広末涼子のファンだった。

その頃そろえた様々なグッズ。
雑誌・パンフレット・テレカ・ポスター・ビデオ・カード・・・・・などなど。

「旬」の勢いにまかせて、せっせと集めたグッズは、膨大な量へと膨らんだ。

ところがどっこい、次第に問題を起こすようになり、果ては同棲→結婚と、イメージを落としていった。

それに伴い自分も興味が失せていった。

正直、自分の中のイメージも崩壊し、ファンになったことを後悔した。

そして、残されたは、段ボール4箱分の、大暴落した株のようなガラクタグッズの山である。

***

ハブ噛み師匠に相談すると、「燃えるゴミと燃えないゴミに分けて、ゴミの日に出すといいよ」という冷酷なコトバ。

自分は悩んだ挙句、捨てるに捨てられぬまま、草加の実家→西尾久の欠陥住宅→今の東向島の家と、4箱の段ボールは開封されぬまま、塩漬けにされた株は移動し続けた。

いまさら、神保町の荒魂書店でも値はつかぬだろうし・・・・
これからも彼女に高い値が付く目処もないのだからして、そろそろ処分しなければならないと思っている。
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徒然音楽日記

2008-06-14 23:58:43 | 雑記帳
■カボス

長時間ダウンロードしたあげくにがっかりすること

・相手から、カットされること
・落とした動画や音楽が名前と全然違う内容だったこと
・タイトルから期待したほどのものでなかったこと

最近は、刈り尽くした感もあって、珍しい動画・音楽にも出会えなくなった。

■「ブルーロンド・ア・ラ・ターク」

1982年にニューウェイブの中から発生した「ファンクラティーナ」。
この中で中心だったブルーロンド・ア・ラ・タークがCD化されないのはなぜか?
モダンロマンスはちゃんとCD化されているのに・・・。

しかし、この、多少ケーハクじみたムーブメントは、大好きだったが、
というか、このお蔭で、レゲエに高校生の頃、ハマったのだが・・・
いまや、スポーツクラブのアクアビクスの時間に、モダンロマンスの「BestYearsOfOurLife」がかかる事態となっている。
「はい・はい・はい」と水の中で、オンナの人たちが踊っている。

こういう場ではかかりようのない、シブイ音楽をやっていた、ブルーロンド・ア・ラ・タークのCD化を期待する。

■スティーブ・ライヒ

「フォー・オルガンズ」が好きで、今日も聴いていたが、ウィキペディアによると、この直線型の時間軸の曲は、ライヒには異例であって、やはり循環型の音がこの人の特徴という。
ちなみに、20分に及ぶ「ピアノ・フェイズ」という曲は、YMOのテクノデリックの「体操」でかかる循環ピアノのモティーフである。
当然犯人は、坂本龍一だった。
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