こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

かたちんば徒然日記

2007-11-17 18:17:05 | 雑記帳
昨夜は、ひさびさに、「爆笑問題の検索ちゃん」を見たのだが、あまり面白くなかった。
というのも、今までカットされた部分の総集編のようなつぎはぎだったからである。
番組というのは、こういうことをやり始めると「危ない」信号である。

夜、眠れぬまま、明け方まで音楽を聴いていた。
ウルリッヒ・シュナウスの3枚目の新譜「Goodbye」。

「グッドバイ」などというと、太宰治を思い出してしまう・・。
美しいジャケットだ。


続いて、Four Tet、フォーテットというのだろうか?

そういうエレクトロニカの「Rounds」というアルバムなどを聴く・・・。


「爆笑問題カウボーイ」のテープを聴きながら、
明け方5時に寝た。

***

実は、やっとのことで、風邪が治りつつある。
しかし。
ノドの痛みだけは消えない。

こないだ、慶応病院で問題なしと言われた割には、全然痛みが消えないのだ。
再び病院に行くしかないだろう。
自分のカラダなのだから。
今度は、医者にもっとちゃんと納得行く説明を聞こう。

***

10:30MZ師からの電話に起こされる。
「ひこにゃん」は関西では大人気らしい。


このマウスパッドが、自分も欲しい。


今日は、出かけるつもりだったのだが、皿洗い・洗濯・入浴を済ませて、寒いので、また毛布に入ったら寝てしまった。

なんてことだ・・・。
起きると、部屋はまっくら。
ただ、つけっぱなしのTBSラジオだけが鳴っている。

寝すぎでカラダが痛い。

さてさて、これから何をしようか・・。
と言いながら、また音楽を聴き始めた。
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遅ればせながら・・・・・ 追悼 北村昌士

2007-11-15 20:06:24 | 音楽帳


2006年の6月に北村昌士が、亡くなっていたことを知り、ぼうぜんとしていた。
北村昌士と言っても知らない人も多かろうが。
雑誌「フールズ・メイト」の創始者であり、長く編集者としてたずさわった人である。

49歳である。
早すぎる・・・。
持病の糖尿病をわずらい、入院をしていたが、心臓疾患による死亡だそうである。

今回、初めて知ったが、「フールズ・メイト」のライターの羽積さんとは実の兄弟だったという。

母親からは、自慢の息子だったらしい・・・。

このアングラ誌、「フールズ・メイト」の影響は大きかった。

海外の音楽の情報を、必死に、まさに「かじりつくように」入手するための、数少ない手段=道=メディアが、当時の「フールズメイト」の稀有な存在だった。

実際、編集者としては、1977~1984年までの関わりで、その後は、誰がやっていたんだろう?
実質、ニューウェイヴ/パンクの全盛と終焉までに関わったことになる。

この雑誌を通じることでしか手に入らなかった貴重な情報は、数知れない。
そして、その稀有な音楽の水先案内人が北村昌士だった。

自分も影響を受け、お世話になった1人として、今はただ、あっけなく、死んでしまったことにぼうぜんとしている。
コメントのしようもない。

一種のカリスマだったので、失礼だが、こんなごく普通の病気という形で亡くなるとは思いもしなかった。
しかし、「41歳の春だから~」という天才バカボンの寂しい歌ではないが、このところ、みんな次々死んでしまう、寂しさとうすら寒さを感じてます。

また、1人、80年代の貴重な時代の証言者が消えてしまった・・・。
切なく、そして、むなしい。
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貧乏人は、コメを食うのじゃ。

2007-11-12 23:31:12 | 雑記帳
我輩は、新築というのに、欠陥住宅である家に住む、ローン地獄の、独身の貧乏人です。

こないだ、大好きなラジオ、TBSの「アクセス」(今も聴いていますが)で、

『ネットカフェ難民などの低所得者の就職支援のため、
 東京都がアパートの敷金など最大110万円を無利子で融資へ。
 自治体によるこうした支援はもっと行うべきだと思いますか?』

というテーマの時、聴取者の声で、月10万円以下で食っていく苦しさを語った際、「とにかく、コメを炊くんです」というコトバがありました。

よく、わかります。

外食だの、贅沢なグルメ三枚など、元々、自分の趣味でも無いし、質素な生活ではあるが、このコトバ、実に重いですが、よくわかるのです。

とにかく、コメを炊いて、とにかく、安いおかずをスーパーで買い求めるのが、一番の節約です。
まあ、それが日本人の元々の「当たり前の生活」なんですが、どういう訳か、そういう当たり前の生活する人が少なくなってしまった日本です。

「おコメ党」なので、それで全然、良いんですが・・・。

***

今夜は、22時に帰って、おコメを炊きました。

おかずは、わかめのサラダ(わかめ・たまねぎ・きゅうりをあえました)に、焼きシャケに、ちくわでやんす。

自分は、格差社会の底辺とまではいかないが、真ん中よりも下でしょうね。
でも、そういう生活、嫌いじゃなんですよ。
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風邪っぴきで、気弱な、タリラリラ~の夜。

2007-11-12 00:05:50 | 写真日和
ハナとセキが止まらない。
なんだか、気持ちも悪い。
吐き気もする。

調子悪い。



といいながら、布団にくるまる。
ううぅ~(*_*)、ココロが寒い~。

雨はいっこうに止まないし、なんだか孤独な夜じゃ。




ひこにゃん、かわいい。

アタマがタリラリラ~で、回らない中、こういう可愛いものに囲まれていたい気分じゃ。
味噌汁を作って、飲んだら、カラダがあったまった。



都電は、可愛いイエローにかぎる。
最近の、東京都のグリーンのボディは好きになれない。

小さい頃から、都電は、こういう色なのだ。

今でも、細々と、イエロー電車も走っている。
いつまでも、走っていて欲しい・・・。



TBSのアナウンサー、竹内香苗ちゃん。
いっつも、ラジオ「伊集院光 日曜日の秘密基地」で、伊集院光さんのアシスタントをしている。

ここ数日、そのテープをかけながら、うつらうつら、こっちとあっちの世界を振幅して、寝ていたので、ユメに香苗ちゃんが出てきた。

一種の幻覚みたいな状態ですね。

なんだろう?この感覚。
と思っていたらわかった。
2年前付き合っていた人に、似ているのだった。ガーン!

・・・・ちくしょう。



来週には、実家に行き、まみちゃんに会える。
・・・・しかし、それまで、生きている自信が無い。

まみちゃんは、元気だろうか。
自分ももし、生きていたら、むにむにしたい。

むにむにさせてくれ!



コチャコちゃんも、元気だろうか?
今頃、ぬくぬくしているんだろうな。


「いやし」で画像検索したら、こんな通販グッズが出ました。



これで、3分間でいやされて、疲れが取れるなら、是非、買いたい。
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せつないマンガ : ひこにゃん

2007-11-11 13:45:50 | 雑記帳
MZ師からもらったマンガ。

ひこにゃんの気分は、今の自分の気分に一番合っている。

とても訴えかけてくるマンガである。

※細かいので、保存の上、拡大して、読んでください・・・。
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トーマス・ドルビー 「Aliens Ate My Buick」'88

2007-11-11 01:26:10 | 音楽帳


風邪は、良くなったり悪くなったりを繰り返している。
熱は収まったが、ハナもノドのいがらっぽさ、セキは止まっていない。

昨夜、ひさびさに後輩くんと、隠れ家の、茅場町の兜町よりのところの裏スジにある「モントレー」でお酒を飲んだ。
ここは、つまみやビールが294円均一だったり、お店の奥さんが可愛かったりして、会社の人間に会いたくない自分は、仕事場の連中がうろうろしない、この地域に発見した、自分だけの隠れ家なのだ。

しかし、酒を飲むと、風邪でカラダが弱っていることが、よりはっきりする。
帰り道がつらい。
立って電車に乗るのがかったるい。

昨夜は、毎週楽しみの「タモリ倶楽部」も「爆笑問題の検索ちゃん」も見れぬまま、11時過ぎに寝てしまう。

***

今朝は今朝で、起きると外は雨。
すっかり、気分はウツ。

12時、ラジオ「ラジオワイドTokyo」を聴き、熱いお茶をすすり、玉ねぎ・にんにくを入れたラーメンをすする。

が、また、食事をすると、14時に寝てしまう。

***



下町の団地街に、大きな巨大ビルが立つ。
中国のような風景。
高いところの苦手な自分は、目がくらむ。

殺人がこの街であったらしい。
団地の窓には、ひっかけた白いシャツ。

ハブ噛み師匠が用意した小さいクルマで、2人でハイウェイを走る。
暗闇の中、ラジオはナイター。

なきたいような気分。

***

なんと、14時の次に起きたのは、23:30!
カラダが痛い、腰と肩が痛い。
アタマがフラフラだ。

ここ数日、トーマス・ドルビーばかり聴いている。

POPスターは、孤独である。
これだけ、稀有な音楽を作りながらも、世間は、何かあると「彼女はサイエンス」が代表作、で済ます。
もはや、こういう人々に説明もしたくないが・・・。

1982年の「GoldenAgeOfWireless」、1984年「地平球」、1985年4月坂本龍一とのシングル「フィールド・ワーク」。
僕は、彼のシンパだった。

テクノ/エレクトロニクスの音楽でありながら、彼の音楽には、ロマンティックな哀愁の影が漂っていた。

最近、幸宏が彼と遭った時に、「君はあの頃(80年代)何を聴いてたの?」と言ったら、「やっぱり、僕は、1つのルーツとしてYMOを聴いていたよ」と告白したという。

***

1988年「Aliens Ate My Buick」がやっと3枚目として、発売になったとき、非常にがっかりした記憶がある。

確かに、ニュー・ウェイヴは1987年に終焉を迎えていたが、ひさびさに出たアルバムは、アメリカを意識していたし、ジャケットからしてダサイ気がしていたが、中身も良くなかった。

***

1. Key to Her Ferrari
2. Airhead
3. Hot Sauce
4. Pulp Culture
5. My Brain Is Like a Sieve
6. Ability to Swing
7. Budapest by Blimp
8. May the Cube Be With You

***

20年近くたって、聴きなおしている。
今でも、やはり好きではないが。



ジャケットのウラのこの写真。
UFO=宇宙人によって消えた、彼のフェラーリ。

まるで、夢の中で運転していた、ハブ噛み師匠とのクルマを思い出す。

当時は、気つかなかった点が浮かぶ。
CDでは8曲入りだが、実際のLPは7曲。
8曲目は、シングルになった「ドルビーズ・キューブ」名義のモノ。

今回、特筆すべきは、6曲目・7曲目。

6曲目「Ability to Swing」は、テクノではないが、打ち込みで、名曲。
アルバム全体に、ファンク色・ジャズ色が濃いが、この曲は、名曲です。

そして、7曲目「Budapest by Blimp」。
うわー、これ、プレファブ・スプラウトそっくりじゃない。
それも、そう。
プレファブ・スプラウトは、彼=トーマス・ドルビーのプロデュースだもん。
あの名作「スティーブ・マックウィーン」は、彼の力なくしてはできなったことの証明である。

これも、打ち込みながら、アコースティックな味もあるという名曲。

***

すっかり、アーチストとしての引退をしてしまったことに、寂しさを覚えるが、無理解な人々をおきざりにしてでも、僕は、いまだ、彼の理解者であるとだけ言っておきたい。
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Desireless  「Voyage Voyage」'87

2007-11-07 21:09:17 | 音楽帳


昨夜は、風邪の中、ラジオだけ着けて、ひたすら布団にくるまって、横になっていた。
セキ・ノドの痛み・鼻水…
ぐったりする中、夢の中にラジオが入ってきたり、遠ざかったり…。
そういう金縛りから解けたのが21:00。

そこから寝れなくなった。
ニュース・音楽・夕ご飯・風呂…
それらが終わって夜中1時。
まだ寝れないので、TBS「火曜ジャンク 爆笑問題カウボーイ」を3時まで聴く。
しかし、まだ眠れず、横になってうとうとするうち朝になり、目覚ましが鳴り、一睡も出来ぬまま、ふらふらと仕事に出た。

通勤の最中、ずっと、やばい汗が出た。
どうやら、熱が出てきたようだった。

1日、仕事をしながら、風邪と戦っていた。

そんなこんなの1日でしたが・・・何とか終わり、こうして家に戻ってきた。

***

1日寝っぱなしの昨日ではあったが、ネットのYouTubeで面白いものを発見。

1987年頃、CMでかかっていた曲がわかった。

Desirelessの「Voyage Voyage」という曲です。
おお、そうか、この曲だったのか。

端正な男のような鼻筋の通った女性のヴォーカル。
その女性は、目もキリッとしていて、髪は、野菜の根っこの軍団のようになっています。<ジャケットのヒトです>

コトバはイタリア語でしょうか?

この時期に出てきたマティア・バザールも連想します。
ZTTレーベルのプロパガンダやアン・ピガールも想像します。

一聴して、ヨーロッパらしい、自分の好みの音です。

いちおう、私の大嫌いな「ユーロビート」とやらに分類されることが多いようですが、良い曲です。

いいですよ。

写真のジャケットは、12インチシングル。
この曲はヒットしたはずだが、当時、このバンドも、この曲名も、日本では聞くことがなかったのは、なぜなのだろうか?

しかし、めっけものです。
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都市を漂う。  ~僕は、いつまでも放浪者~

2007-11-06 09:25:15 | 写真日和
東京を漂流するのが好きだ。

臆病に引きこもり、自閉になり、都市を憎み、渋谷を「資本主義の狂気の速度の象徴」として認識していた頃、僕は、おどおどし、緊張して、街を歩いていた。

しかし、41歳を向かえ、既に、もう、靴底が消耗しきるほどに歩き回り、ほつきまわった結果、今、全くそういう80年代の東京の持つ「悪魔」の魔力は、既に自分の中にはなく、平気な顔をして、街を放浪し、写真を撮り、街で休息し、安息することが出来る。

自閉の反動か、全く違和感も無く、僕は、今、自由に、街を巡り歩いている。

***

10月30日、火曜日
ノドの痛みが10日もやまないので、喉頭がんを疑い、慶応病院に行った。

JRの信濃町を降りると、創価学会員と慶応病院患者しかだいたいは居ない。
しかし、人が多い。



2時間も待合室で待ち、やっと医者の前に行くと、鼻に麻酔をかけられて、鼻から管をノドまで通された。
恐怖で、「あー」と声を出せと言われたが、うまく声も出ないし、涙が出てきた。
何とかそれでも、乗り越え、特におおごとでは無いとわかり、一安心。



病院を出ると、駅前で3本立て続けにたばこを吸った。
すっかり、数時間吸えなかった分のストレスが溜まっていた。

時は、昼。
お腹は空いていたが、信濃町の駅の食事店は、高かったので、とりあえず、歩くことにした。

***

駅前通りを歩く。イチョウ並木を歩く。
色づき始めたイチョウを撮りながら。



まっすぐ行くと、青山1丁目の交差点に出た。

そこから、渋谷方面に歩く。
平日というので、働く人々とすれ違うが、それでもおしゃれなお店や、おしゃれな人もいる。

1:30発見した地下の居酒屋で、昼の定食を食す。



食後にコーヒーも飲める店で、店内にかかるブラック・ミュージックを無視して、
今夜のコンサートの予習に、DavidSylvianの「DeadBeesOnACake」をCDウォークマンで聴きながら、
街で感じたことを紙にしたためる。



***

店の地下から出ると、また雑踏。
その中を、渋谷方面に歩いていく。



裏通りにも紛れ込んでみる。
「ボチボチ通り」



高いビルの合間のウラスジには、墓地、そして、
静かな誰も歩かないような道。



花・ショーウィンドウに映るダミーズ・道・自分の影
幾多の方向にカメラを向けながら、ほっつき歩く。



都市が密集であるかのように語られるが、いやいやそんなことはなく、こういう中心にだって、空虚なエアポケットがある。



それが街の漂う楽しみだ。

左手に、外苑前を見ながら、そこも抜ける。

青山学院の前を通過し、歩道橋を越え、反対側のこどもの国にある、岡本太郎の作ったモニュメントを見て、撮影する。



サブカルねえさんとかつて行った、裏通り、
そこにあった帽子屋さんや、オシャレな店は見なかった。
しかし、アートショップ「ナディッフ」のあるビルの地下にだけは行きたかった。
が、迷ってしまった。
あとで知ったことだが、夏に行った「ナディッフ」の表参道店は、既に閉店してしまっていたらしい・・・・。

***

公衆電話ボックス、歩く人々と通り、ヘンなカンバンなどを撮りながら、次第に、渋谷に接近していく。



そんな場所にある神社を発見。





そこで手を洗い、トイレで用を足し、上から街を見下ろし、下り、
また坂道の雑踏に混じると渋谷の駅前交差点に出た。



駅前のスクランブル交差点には、人が多くいる。
ミニスカ・ハイソックス・ブーツと目移りする位にいろんなケバい女が歩いている。

自分は、ここでも意識なく街の写真を撮り、109に向かい歩き、右を抜けて、東急百貨店に向かった。
次第に、ゲバゲバピーな連中は居なくなった。

まだ4:00くらいだが、中をうろつき、Bunkamuraに入っていった。

手ごろな値段で休めるコーヒーショップはないものかと探したが、中のお店は高い。

そんなおり、ナディッフを発見!



なんだ、Bunkamuraの地下にもナディッフがあるんだと、1:30くらい見て回った。



大竹伸朗さんの画集やグッズ、アラーキーや森山大道の写真集、それに、アンダーグラウンドなCD。
僕は、随分と長い間、視聴をしていた。

珍しい音を聴き、CDが欲しくなったが、それは在庫切れ。
仕方なくて、自分でメモを取った。(夜にNETでHMVのサイトから買ってしまった。)

いくらいても楽しいのだが、店を切り上げ、BunkamuraのウラのTally'sに入る。
もう夕刻は沈んでいる。



自分はコーヒーを頼み、喫煙室で、CDを聴きながら、迫り来るコンサートを思いながらコーヒーを飲んだ。



こういう間合いの時間が好きだ。
気の向くまま歩き回ったことを、写真をめくりながら振り返り、自分が、その街に佇んでいることを認識する。
徘徊しながら視野に入ったものを撮影し、切り取っていく。
その集積が自分の中に堆積する。
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風邪を引いてしまいました。

2007-11-04 23:19:11 | 写真日和


寒くなってきましたなあ。

10日前から、ノドの痛みが治まらなくて、慶応病院で見てもらいましたが、結果は何でもなし・・・。

そう言われてはいるものの、ノドの痛みは去らず、しゃべれず。

昨日になって、ハナが出始める事態に発展。

風邪でしょうか?
ノドの痛みもジュルジュルのハナもセキも出て止まらず。

ご飯はしっかりと食べたし・・・



お風呂にも浸かったのですが・・・



結局、2日間、調子悪いまま、日曜の夜を迎えてしまいました。

明日は、会社の近くのお医者さんで、風邪薬もらおう。
明日は、月曜日というのに、気力ゼロでやんす。
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Depeche Mode 「101」 '89

2007-11-02 22:26:50 | 音楽帳


実は、全曲通して、このライブ盤「101」を聴くのは、今回が初めてでした。
アントン・コービン撮影の素晴らしいアルバムジャケット。

しかし、聴きとおして感じたのは、
一言、
「素晴らしい!カンペキなアルバムだ。」
ということでした。

ライブというのは、自分は、根本的に好きではありません。
というのも、結局は、生活をかけた「ドサ回り」の印象で、アルバムを聴く感動を超える、「生(ナマ)」独自の素晴らしさを伝えられるミュージシャンというのが、一握りもいないからです。

アルバムのフレーズをいかにして「なぞらえるか」であって、ほとんどが「へたくそ」で「出来の悪いコピー」でしか無いのですから・・・。

そんな中にあって、こんなにカンペキなライブアルバムというのを、自分は、余り聴いたことが無いです。
洋楽でいくと、1980年のトーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」のライブツアー、それに、ピーター・ゲイブリエルぐらいしか思い浮かびません。

***

全20曲。
次から次へと、80年代に産み出された名曲の嵐と洪水。

聴いていると、その楽曲の素晴らしさと【大嫌いな「ロック」にはない】繊細さが、自分のカラダに染み込んできて、トランス状態に入っていくような宗教的な感覚を覚えます。

1981年からDepecheModeと付き合ってきた自分には、(その中から選ばれたほんの一部の曲だが)それら80年代の名曲の数々が、ここには、1枚のアルバムとして集結されています。

自分は、1990年の「ヴァイオレーター」が出た際のライブを、FMで聴いて、録音しました。
そのDepecheModeのライブの持つ空気を作り出す存在感というのはすごくて、たいていのライブは、「しょせん記録としてのライブ」として、テープなどに「ナマで演奏したときの」記録録音でしかないものだが、彼らのライブの録音は、アルバムとは別にして、完成度が高く、純粋に楽しめる異質なものでした。

ろくにライブになると歌えない下手なヴォーカルが多い中、DepecheModeには、「聴けば聴くほど吸い込まれる、スルメ音楽」=DepecheModeの1つの核であるデイヴ・ガーンという名ヴォーカリストがいるのであります。

聴けば聴くほど、「良い声」「良い響き」「良いコトバの言い回し」なのです。

***

自分は、やはり、この「101」ライブを聴いて、DepecheModeは、これに続く「ヴァイオレーター」までが、1つの区切りであったと思います。

この後、「僕だけのデペちゃん」だった彼らが、余りにも素晴らしいことで、知れ渡ってしまい、全英&全米チャートでNo1にまでイってしまいます。

個人的には、「やめてよ!僕だけのデペちゃんなんだから~!」と叫んだのですが、その声は狂喜する群集にかき消され、かたちんばは巻き込まれて、踏み潰されてしまい・・・・
自分はもう歩けず、倒れたカラダで、眼を上げると、彼らは群集にもみくちゃに巻き込まれながら、遠くに既にイってしまいました。
祭りの舞台に上げられてしまった彼らは、間違って「ソングス・オブ・フェイス&デヴォ-ション」などという、ついに「ロック」に踏み込むアルバムへと出て行ってしまった。
そして、彼らは、きたない群衆に囲まれ、そのカオスの中で、自殺やらヘロインやらを犯し、分裂の危機に堕ちていきました。

***

この「101」は、まだ、その前夜の、アブラの乗り切った時期のもので、この堂々とした存在感はすごいでやんす。
発売から、18年後、「通し」で聴いて、感動しています。

***

ディスク:1
1. Pimpf
2. Behind The Wheel
3. Strangelove
4. Sacred
5. Something To do
6. Blasphemous Rumours
7. Stripped
8. Somebody
9. Things You Said

ディスク:2
1. Black Celebration
2. Shake The Disease
3. Nothing
4. Pleasure, Little Treasure
5. People Are People
6. A Question Of Time
7. Never Let Me Down Again
8. A Question Of Lust
9. Master And Servant
10. Just Can't Get Enough
11. Everything Counts
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