新大久保のクロサワ楽器店さんで光舜松脂が発売されることになってから雨が続きました。今日は風も強いです。
ですので松脂が作れません。
元々、光舜松脂は時間がかかります。
元々、光舜松脂は時間がかかります。
育てるからです。
本来は松脂の樹脂が木から落ちて、あるいは倒木などで地面に埋まった木から染み出てきた樹脂が、地面のなかで地熱などで変化していったものです。
その工程を工房では敢えて来る返していますので、いくら短縮してもそれなりの時間はかかります。
又仕上げの最終ではかなりの高熱を長時間かけますし、またそれを徐々に冷ましていきます。
その冷まし方でも質が変わります。
面白いですね!
中には二度とできないけれどとても魅力的な音の出る松脂もできたりします。
作れても20ヶくらいですかね。
曲によってはとても活きてくる松脂になるのです。
人が歌を歌う時その声の質によっては同じ歌でも違ったイメージになることもあります。
人の声は変えられませんが、楽器の音色の質は松脂によって変えられて、自分の歌として演奏できるのではないでしょうか?
松脂は機能だけでは無いのです。
そんな松脂の一つがこれです。
綺麗ですね!まるで宝石のようです。
松脂が琥珀になるというのが分かります。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ