二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

3月17日(日) 大先輩からフレッシュなエネルギー頂きました♪ 11:00~17:00

2019-03-23 16:23:39 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
東京地方もついに桜の開花宣言となりました春分の日、
金沢から、Niko Music Laboの孟菲さんご夫妻がいらっしゃいました。
木材勉強ツアーや、諸々の打ち合わせやチェロやで、あっという間の1日!!
金沢でも東京でも何度も一緒に過ごしているお二人ですから、
笑いの絶えない楽しい時間でした。
そして大きく進化した福音弓の新作や西野二胡の話。
日本中で最も信頼のおける二胡屋さんであるNiko Music Laboで、
4月から光舜堂の商品はもっとお世話になることになっています。
その詳細はまた後日。。。☆



さて17日は、とても励まされました!
人生の大先輩、あと数年で100歳というお客様がご来店されたのです!
以前に習っていらしたけれど中断時期を経てまた再開するにあたり、
その前に楽器を整え直そうと、調整にお嬢様と一緒にいらしたのです!
二胡という楽器は愛好者の平均年齢が比較的高いので、
皆さんのお近くにもそれくらいの先輩方はいらっしゃるかもしれませんが、
ワタクシが何よりも凄いと思ったのは、一度止めていたのに、
この時期これから再開しようと思われたご気力!!
すごくないですか?この年齢であらためて始めるって!!
しかもとても美しいフォームできれいな音色で弾かれて驚きました。
お姿が70代くらいにしか見えないのも、きっとそんな前向きなエネルギーを
お持ちだからなのでしょうねぇ。。。
お嬢様も笑顔がとても素敵な方でして、お二人の健康の秘訣を垣間見た気が♪
なんだかとても春らしいご来客でした☆☆☆



話は変わって福音弓。
現在、受注残を他の業務そっちのけの集中ピッチで仕上げておりまして、
順次ご連絡を入れているので、毎週お受け取りの方々がいらしています。
そしてこの日も福音弓のお受け取りの方々には運弓のレクチャータイム。
使いづらい弓を使用していた時のリキミは福音弓には不要になるので、
お渡し時お時間ある方には、脱力のコツを覚えて帰っていただいているのです。
と言っても、なかなか長い間の癖は直らないので手取り足取り。
いや、足は取りませんが(笑)

よく、特に女性は、細い竹の弓を好んで使っていらっしゃるのですが、
光舜堂の考える定義で言うと、必ずしも良い弓とは言えません。
細いだけの竹の弓は、弓の長さ全体を十分に使うには無理な力をかけないとならず、
「脱力と圧力」で伸びやかに弾くのに適さないのです。
上手な人ならそれでも使えると思いますが、ほとんどの方々がかえってリキむ原因は、
この女性好みの細い竹の弓が作り出してしまっています。
ですから、竹がご自分の手に合う細さだから、という基準で弓を選ぶのは、
ご本人にとって良い結果は生まないんだけどねぇ、と店主は常々言っています。
ただそれは「脱力と圧力」という良い音色を出すのに不可欠な2つの要素
を理解していないと受け入れがたい事かもしれませんね。
相変わらず一般的には細い竹の商品が大人気なのだそうです。。。



さて、それから今週もまた他店から回っていらしたお客様。
いつもは光舜堂で調整していらしたのですが、
急ぎで見て欲しかった時に、ちょっと日曜日にどうしても都合が合わず、
いつもは行かない所で調整をしたらなんだか。。。という事でした。
それで店主がいつものように調整をし直し、一件落着。
他店じゃやっぱり光舜堂とは全然違うものですねぇ、と。
日曜日しかやっていなくてごめんなさい(笑)
しかも、3月31日(日)はお休みになります、ごめんなさい。

31日の関西での補習講座、
お越しの方々は園田アワーズでお会いしましょうね!
有料調整会は満員ですが、その前に開催する『二胡の救急箱』読者の為の
無料補習講座はまだ受付られます。
お申込み損ねたと思っていた方は、どうぞお問合せ下さいね!

この日のご来店の皆様、ありがとうございました!
Comment    この記事についてブログを書く
« 竹のひび割れ。 | TOP | 福音弓が優れた製品である秘密 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ○営業日の報告日記