二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

神田の光舜堂は、しばらくお休みいたします。

2020-01-31 18:47:51 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
今月2月の9日の営業日から

多分、1,2ケ月くらいお休みします。

一つには本業の店舗造りが佳境に入ること、

一つには、ほぉさんの休養のためでもあります。

光舜堂は長らくほぉさんと二人三脚でやってきています。

というより神田の光舜堂と、光舜堂そのものの運営はほとんどほぉさんのお陰で成り立っています。

事務的な事に全くの無能な私は、お店の運営には向いていません。

ましてや、弓作りは、ほぉさんの馬毛の選別という力が非常に強いからでもあります。

福音弓をお使いの方はお気づきでしょうが、使い始めて数年してもほとんど毛がきれたり抜けたりすることがありません。

その点で、他の二胡弓と決定的に違う、良い毛だけを選別してきています。

もともとからして、擦弦楽器の弓の毛として大変優秀な室の物を脱色しないで使ってきています。

その中でも当然縮れ竹や切れそうなほどに細い毛などをすべて抜き取って一つの弓毛の束にすることで、

福音弓の耐久力を実現してきたのです。

ですからごく一部の大変毎日よく練習する方を除いて、いまだ烏上げの張り変えというのをやっていません。

ヴァイオリンの方の協力での実験ではほとんど3000時間ぐらい弾くことができるようです。(弾き方と松脂の種類によってはさらに伸びるとおもいますおもいます)

稀に張り替えてほしいという依頼はあるのですが、ほとんどの場合毛の洗浄で汚れを取ると、弓毛として復活してきていました。

福音弓を販売し始めて6年たち、最近ようやっと、張り替えるお客様も出てきています。

多分練習時間によっては、さらに長く6年8年と使える弓であると思います。

それを実現してきたのがほぉさんの、馬毛の選別する努力でもあります。

とそんなこんなの理由で、麗風音風の制作もさらに遅れます。。

かれこれ4ケ月以上はお待たせしている弓ですが、今後のご注文ではさらにお待ちいただくことになります。

また神田の光舜堂はこの1,2ケ月締めます。、

どうしても、楽器の調整がしてほしい、また楽器を直してほしいという方は、

工房の方へお送りくだされば対処いたします。

何卒宜しくお願い致します。

それから決してやめるわけではありませんので、
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