鞄にアメちゃんはおばちゃんの始まり

本日午前シフト。昨日と同じエリアを同じ看護師とペアで。今日も入退院があってバタバタしたけど、他の患者さんの要領がわかっているのでだいぶ楽だった。
シフトが終わる30分前。申し渡しを済ませたところで新規入院2名が同時にやってきた。もう帰っても良かったけど、私だったらパニックを起こす環境やと思ったので少々お手伝い。そうこうしていると終業時間を20分ほど過ぎてしまった。20分ぐらいたいしたことじゃないんだけど、先輩看護師から「あんた、いつまでおるん?　早よ帰り!!!」と驚かれ、追い出された。本当に定時に帰ることが大事なんやなぁ。でも、確かにサービス残業が当たり前になっても困るのでとっとと退散。
帰宅して、正直今まで何をしていたかあまり思い出せない。というか何もしてない気がする。家に着くのは4時ごろ。たくさんできることがありそうな気がするけど、私はただデローッとトドのように転んでいるだけ。何度も何度も書いてきたけど、午後シフトの日の方が私は生産的に過ごせる。

今夜もダラダラしていると、なんとDが進んでキッチンへ。そして夕食を作ってくれた。「え、何か欲しいのん?　（先日両親が持ってきてくれた）アメちゃん狙い??」と聞いたら「ひどーい」とスネていた。慣れないことするからやん。
昨夜、日本から来たお菓子のうちのひとつ、キュビーロップを開封。これは先日私が帰国した際に買って帰り、病院で配ったところ大人気だった品で、今回、母に頼んで買ってきてもらった。また病院のみんなに…と思っていたんだけど、あまりにも好評だったのでDにも少し分けたところ、大いに気に入った様子。病院で配るというとブーブー文句を言うので、じゃぁ、（全体の）半分はあげるけど、一日3個までね!といって残りは隠しておいた。それでDも納得していたはずなのに、今日帰宅して最初に聞いたDの台詞は「アメちゃんどこ?」。私がいない間に部屋を一生懸命探し回ったらしい。この情熱がもっと他のことに向かんもんかいな。ちなみに「きっとDは好きじゃないやろう」と思って隠さずにいた落花生アメ。「うん、あんまり好きじゃない」とか言いながらも半分以上いかれていた。「だってこれしかなかったんだもん」。無理して食べてくれなくてもいいんですけど（怒）。
とはいえ私自身は、あまりアメを食べない。食べ終わったあと、口の中がネバっとするのが好きじゃないので。たまに気が向いてチュッパチャップスを買ったりするけど、最後まで食べきれないこともある。噛んですぐに口の中からなくなるものがいい（アメは舐めるもので噛むものじゃない）。
病院では、病棟内の受付にお菓子を入れておく瓶があり、今朝そこにアメちゃんを入れておいたら瞬く間になくなっていた。あとから数名に「あれ、日本のアメ?　すごくおいしい」と言われるほど。「フフフ、日本のお菓子はおいしいのさ。甘ったるいだけのオージーおやつとは違うのよ」と一人ほくそ笑む。盛り上がる日本愛。また買ってこよーっと。

明日、あさってはお休み。何して過ごそうかな。とりあえず家事。午前シフトが続くと家事をしないので部屋が散らかりっぱなし。このところ天気も良くて暖かい。洗濯が天日干しで乾くといいなぁ。