華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

誰でも一度は新人なんです

2015年10月13日 23時09分24秒 | Weblog
昨日は倒れるように寝た。ロングアワーは堪えるわ。
今朝はグッスリ寝入った。8時に目覚めたけど二度寝して9時過ぎ。それからもしばらくはダラダラしていた。雨が降って肌寒い朝だったので、ベッドの中が心地よく、なかなか出られなかったわ。

用事で郵便局へ行き、スーパーへ寄って帰宅。あとは何をするでもなく家でゴソゴソ。…何してたんやろう? 思い出せない…。
そして仕事へ。

昨日ペアで働いた先輩と一緒に14名担当を伝えられた。うち本日手術が6名。昨夜手術でPCA付きの患者さん1名。えーっと、かなり危険だよね?? 先輩がこれにキレて婦長に文句。でもここでも上部からきつく派遣看護師を使うなと言われている婦長は及び腰。結局患者さんを担当すべきでない病院代表が2名を引き受けてくれた。それでも多い。
それに加えて学生さんが付いた。学生さんにヴァイタルサインのチェックをしてもらったり、ナースコールに応えてもらえるのはとても助かるけど、彼らは学びに来ているのであって、私たちの手伝いに来ているわけではない。実習では点滴や傷口、ドレーンのチェックなど、現場での実作業を見てやってナンボ。それをいちいち説明しながら、(申し訳ないけど)モタモタやっているのを眺めるのは忍耐を強いられる。こんな忙しい日は特に。

今日付いてくれた男の子は、知っていることをすべて披露しないと気が済まない性質のよう。例えばヴァイタルサインが理想とされる範囲内に収まっていないと「大病!?」「徐脈!!」「低酸素レベル=死!?」。傷口を押さえるテープの部分が赤くなってかゆいという患者さんの訴えを聞いて「皮膚病?」「アレルギー反応??」「抗ヒスタミン剤の投与を!!」。

落ち着け!

ヴァイタルサインが理想範囲内でないことなど頻繁にある。テープの部分が赤いのは少々かぶれているだけ。これ以外にも細かいことがたくさんあって、いちいち説明しているといたずらに時間が過ぎていき(その間にも質問がビシバシ)、少々面倒に感じてしまった。なので一緒に来ている教育係りに「投与の監督はよろしくね」と丸投げ。そうしないとただでさえどっちらけの自分の作業が全然まとまらないところだった。

悪い子じゃないんやけどな~、おそらく看護師によってはうっとうしがられるタイプ。この先の実習も頑張れよ~と思って送り出した。

学生さんが去った後、やり残しはないかを大急ぎでチェックして書類のアップデート。幸いどの患者さんも容態が落ち着いていたので、申し渡しまでにはなんとかカタチになった。肉体的より精神的に疲れた夜やったな。

とにもかくにもこれにて5連勤終了。2連休。うれしー。両日とも外出予定やけど、ちっとゆっくりできるかな。早く残っているペインティングをやらないと。
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