華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

やな感じです

2015年10月24日 22時16分06秒 | Weblog
今日も午前シフト。リハブ病棟だった。
しかしスタッフは先輩と私だけ。
2人とも投薬ができるのはいいけど、アシスタントさんが付かないのは痛い。なぜならばフルケアの脳梗塞の男性がいるので。

ここでも何度か触れたことがあるけど、ウチにはビックリするぐらい何もしない看護師がいる。婦長からも何度か注意されているのにまったく改善しない。私は怠け者は嫌いなので、この人とは必要以上に話さない。
この彼女が夜勤だった。申し渡しを受け、フルケアの男性の部屋へ。

OMG…

わが病院の恥をさらすことになるので詳しくは書けないけど、私が患者の家族なら間違いなく「上の人を呼んで」と言うような状態。この看護師は申し渡しの後早々に帰っていたので、先輩と2人で片付けから始めるハメになった。もちろんリーダーにも伝えた。リーダーも怒り心頭。上部への連絡帳を通じて、一部始終を報告してもらった。

こんなクソみたいな看護師のせいで、ウチの病院全体の評価が下がるなんて本当に腹正しい。

これで一気に時間を消費。こんなことでは他の患者さんのお世話ができないとリーダーに伝えたら、外科・内科病棟のアシスタントさんを回してくれた。

そんなわけでやっと投薬開始。

しかし上記の男性、きれいに片付けた後も何度も何度もナースコールを押す。フルケアなので最低でも2名が行かないといけない。

最初は親身になって言うとおりに動いていたけど何かおかしい。どうやらスタッフの関心を集めたいみたいで、例えば「頭が痛い」と言ったら看護師が来てアレコレしてくれるのを楽しんでいるというか、なんというか。それに気づき始めた先輩と私は言葉を選んで「それは必要ない」「今じゃなくて大丈夫」と言って自分たちの作業を継続させようとした。それでも午前中の半分はその部屋で過ごすハメとなり、そしてクタクタ。他にもまったくドラマがなかったわけではなく、ベッドやシャワー、ヴァイタルサインにはまったく手が回らなかった。アシスタントさんがいてくれなかったら一体どうなっていたことか。

申し渡しの時間を待ちわびて、終わったら速攻で病院を出た。なんかもう何もかもにうんざり。

さて。
仕事の後は別の先輩と一緒にパブへ。というのも、今日は先日の解雇で辞めた先輩とたちとの飲み会があったので。仕事終わりで行ってきた。全員は来てなかったけど、数名の懐かしい顔。あぁ、この人たちがいた頃は良かったのに…と思わずにはいられなかった。

土曜日の午後、お天道様が出ていようがなんだろうが、オージーは飲む。私もビールを一杯。あとはレモネードをチビチビ。そして久しぶりに会う&一緒に働く先輩たちと楽しい時間を過ごした。職場で会うのとはまた雰囲気が違うのよね。わからないネタもたくさんあり、時折無口になってしまうこと多々。だからあんまりこの手のものには勇んで足を運ばないんだけど、先輩たちの顔を見れて本当に良かった。

それはいいんだけど。
今日は寒かった。お店に着いた4時ごろはまだ陽も出ていたので良かったけど、陰り始めてからめちゃくちゃ寒くなってきた。カバンがパンパンになるのがいやだったので私が持っていった着替えはノースリーブ、七分丈のサブリナパンツにミュール。

失敗…。

途中から寒くて寒くて仕方なかった。寒気はするし、くしゃみは出始めるしで、最後のほうには完全に風邪引きモード。しかもみんなおしゃべりに夢中なので、何かを注文して食べる余裕もなく、昼食をとってなかった私はお腹ペコペコ。しかし先輩の車に乗せていってもらっていたので「帰る」とも言い出せず、黙って辛抱した。
一人去り、二人去りしているうちにやっと重い腰が上がったのは8時前。寒い中、4時間も立ちっぱなしのしゃべりっぱなし。朝から働いた後の身にはそりゃこたえまっせ。

Dには7時ごろには帰ると思う、とか言ってあったので夕食の準備は何もなし。食材もなければお金も置いてないので、Dも空腹を抱えてジーっと待っていた(彼のお小遣いで買い食いはできたやろうけど、それはお酒にあてがわれていた)。帰り道にテイクアウトをオーダーして、先輩に職場で降ろしてもらってからレストランへ向かい、注文を引き取って帰宅したらもう9時をまわっていた。「こんなに遅い時間に…」という考えが頭をよぎらなくもなかったけど、2人してかき込むように食べた。

食後の今、私はブランケットに包まっている。芯まで冷えたみたいで今でも寒い。そして頭痛とめまいがしている。熱は出てないみたい。うーん、やな感じ。

明日は午後シフト。朝ゆっくりできて嬉しい。しっかり寝て、体調を崩さないようにせねばなー。来週後半から10日間ほど休みを取るので、風邪を引いている場合ではない。
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