華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

燃え尽きたー

2015年10月16日 22時15分47秒 | Weblog
本日午前のロングアワー。

忙しかった…

もう脳みそウニウニ。

午前中は美容整形外科の患者さんばかり5名を担当。うち4名が退院。その前に執刀医の回診があった。それが10時ごろ。
このドクターはここでも何度か触れた、とっても面倒見のいい女医。好きなドクターなんだけど、回診のあとは一気に忙しくなる。各部屋を風のように去っていく。あとに残るのはめくられためくられたガーゼや退院に際しての余分な書類。注射や点滴の指示。
私はこのドクターの回診をいつも台風のようだ思う。日本では台風は数字で管理されるけど、こちらは名前が付けられる。それを元に、私は「台風“○○先生”がやってきた」と言っている。

回診の後、すぐに退院できる人・できない人がいて、それにあわせて作業。昨日のうちから退院は予定されていたのに、書類は何にも処理されておらず、イチから始める必要があった(怒)。
まずは2名を送り出し、昼食を挟んで3人目を送り出した。

ホッとしたのもつかの間、今日手術を受けた人たちが病棟に戻ってきた。

立て続けに2名も戻ってきて、どうにもこうにも手がまわらない。いつもは温厚な、ペアで働くインド人の同僚も「最低限のことしかやらん!」とイラついている様子。

最初に戻ってきたのは人工膝手術の男性。しかも両足。大変なのよねー、大型整形。しかもいつもは見かけない変な機械が付いてるし。それも20分ごとにある作業をしなくてはならない機械。やってられっか!って感じ。

次に戻ってきたのは胆のう摘出手術の人。普通なら術後の回復が早くあまり手がかからないものなんだけど、この患者さんは痛みがひどく、処方されている薬を投与しても収まらない。当直のドクターに連絡をして、余分な痛み止めを出してもらう必要があったほど。

この間にも整形の患者さんのお世話は続く。さらに昨日手術を受けた人もPCAを持っていたので、こまめなヴァイタルサインのアップデートが必要。

そうこうしているうちに残りの2名の術後患者さんも戻ってくるし、さらに最後の退院患者さんも送り出す必要あり。

もう手が回りません。

何をやっているのか整理するヒマもないまま目の前にあることをガシガシやっつけていった。それでも全然追いつけてない状態。

7時になって私の後を引き取ってくれる夜勤スタッフがやってきた。申し渡しはどっちらけやし(なにせ情報が整理されていないので)、書類の整理も全然されてないし、なんやったら投薬も手が回ってないしで、もうグチャグチャ。本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。そして申し渡しを終えた後も帰ることができず、一時間ぐらい残業していた。残業手当、出ないんやろうなぁ。どっかで早く帰らないと

帰宅したら9時。お腹を空かせたDは、買ってきたカレーを食べていた。私は先ほどやっと空腹を覚えて菓子パンをつまんだところ。頭はもうかなりぼんやりしてるし、さっきからのこのブログも何度も手が止まっている。さっさと寝よう。

週末は午後シフトなんでゆっくり眠れて嬉しい。月曜日にまた午前のロングアワー。それに備えて(!?)しっかり寝るとしよう。
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