梶山恵司(かじやま ひさし)・国家戦略室内閣審議官が著した「日本林業はよみがえる(森林再生のビジネスモデルを描く)」発行所:日本経済新聞出版社(1800円+税)を読みました。
現在の民主党政権の林業施策をリードしている方の本なので人気があるためでしょうか、出入りの本屋さんに注文してから手元に届くまで随分と時間がかかってしまいました・・・(笑)
梶山恵司氏の林業関係のレポートや論文は数多く、シンポジウムなどでもたくさん語られていますし、日経ビジネスオンラインで連載もされていました。私は梶山氏が2004年の富士通総研時代に書いたレポート以降のほとんどを読んでいたので再読という感じの部分は斜め読みで飛ばして、5~6時間で読み切ってしまいました。
内容は、今までの日本林業の問題点(ダメさ加減)をズバズバと指摘しているものです。30年以上も林業行政に携わってきた私の心にはグサグサと突き刺さるとともに、「確かに・・・」と共感部分も多い内容のものです。
多くの林業関係者がこの本を読んで実践に移して「日本林業」をよみがえらせて欲しいのですが・・・、今の政局の混迷がどうなるのか心配ですネ。
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