ヒトツバカエデの葉は切れ込みがなくカエデの仲間とは思えないもので、別名マルバカエデとも呼ばれます。
葉や冬芽(側芽)は対生しますが、頂芽は枝先に一個つき頂生側芽を伴います。頂芽は側芽よりも大きくなります。
冬芽は扁平の紡錘形で暗褐色の短毛が密に生えた2~4枚の芽鱗に包まれます。葉痕は隆起しV字形~三日月型で3つの維管束痕があります。
翼果は大きく鋭角に開くのが特徴ですが、翼果が付いた枝先は側芽が二つの頂芽のように付いて紛らわしい事この上ありません。
そう言えば植物分類も変わって、今までカエデ科カエデ属だったのがムクロジ科カエデ属に変わったのですよね・・・こちらも紛らわしい!
(冬芽と葉痕107種類目)
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