玉原高原・自然観察研修会の第二弾は「冬芽と葉痕」と「クマの痕跡」そして「虫えい(虫こぶ)」・・・
玉原湿原では早々と紅葉が終わり落葉して「冬芽と葉痕」が観察できるものがあった!
ムシカリ(オオカメノキ)は紅葉している枝、実を付けている枝、冬芽と葉痕だけになっている枝など入り混じって見られた!
ムシカリ(オオカメノキ)の冬芽は秋の内は芽鱗に包まれているけど初冬には落ちて裸芽になって星状毛に包まれる。 落ちかけの芽鱗が残っていた!
中央の球形は花芽・・・両側の葉芽との形がウサギの耳と顔に見えるとか、ウルトラマンが両手を上げて飛び立つ姿だとか言われている!
もう一つ、水湿地に多いヤチダモ・・・頂芽は大きく側芽は小さめ、葉痕は半円形、維管束痕はU字形にたくさん並んでニコニコマークみたいだね!
今年はミズナラのどんぐりも豊作らしくてクマ棚が沢山作られていた・・・
(↓)はクマが上り下りした樹の爪の痕・・・
次は虫えい(虫こぶ)・・・
ゴマナの花が不整形に肥大するゴマナハナフクレフシ(形成主:ゴマナハナタマバエ)・・・
ミズナラの葉脈上に作られたナラハヒラタマルタママフシ(形成主:ナラハヒラタマルタマバチ)・・・透き通るような桃紅色が綺麗だね!
ナラハヒラタマルタママフシは葉裏にも出来るんだ・・・よく似たハウラタマフシは初夏に出来るものが多いかな?
ブナの葉にはブナハマルタマフシ(形成主:ブナマルタマバエ)が観察できた・・・
二つのブログランキング(それぞれ3カテゴリー)に参加してます。 (↓)のバナーをクリックして応援よろしくお願いします! (5160話目)
(↓)アマゾン・アフィリエイト・・・私が使っていてお薦めできるもの 又は 欲しい品物を選んで紹介しています!