湯の沢トンネルを抜けて上野村へ降りていく途中にウリノキが群生している場所があって毎年鮎釣りが始まるころに独特な形の花を咲かせている!
ウリノキはミズキ科(ウリノキ科)ウリノキ属の落葉低木で葉が瓜に似ているので付いた名前らしい!
葉腋から集散花序を吊り下げて白い花を咲かせるため葉に隠れてあまり目立たないけど、よく見るととても面白い花なんだ!
細長い蕾が開くと6~8枚ある白い線形の花弁が外側にカールして黄色い雄しべの葯が現れる。 雌しべは雄しべよりも長く突き出している!
巻いている花弁は2枚や3枚が一緒にカールするので花弁が3~4枚しか無いようにも見える・・・蕾をよく見ると花弁が捻じれているのがカールする仕組みなのかな?
撮影している時にクマバチが下向きに咲いている花の吸蜜を始めた・・・雄しべの葯にしっかりと掴まって花弁の根元の蜜を吸っていた。
この体制では受粉に貢献は出来ないだろうな・・・ハチなどの虫が直に受粉させるのでなく、風やハチが停まった時の振動で落ちた花粉が下にある雌しべに付くのかな?
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