冬芽を探して歩いていたらサザンカとヤブツバキが並んで植えられていてサザンカは紅い花を咲かせていました。もちろん常緑樹でも冬芽はできて葉芽や花芽が付きます。(↑左がヤブツバキ・右がサザンカ)
そしてヤブツバキの傍にはキンギョツバキも植えられていました(↓左がヤブツバキ、右がキンギョツバキ)
ヤブツバキの葉芽と花芽(冬芽と葉痕:187種類目)・・・5~7枚の有毛の芽鱗に包まれています。
キンギョツバキの葉芽と花芽(冬芽と葉痕:188種類目)・・・品種物だから冬芽の構造はヤブツバキと同じですね。
サザンカの葉芽と花芽(189種類目)・・・少し小ぶりですが5~7枚の有毛の芽鱗に包まれます。
ヤブツバキとキンギョツバキの葉芽と花芽はほとんど同じでサザンカも大きさこそ違え良く似ています。葉もちょっと見は良く似ていますがサザンカは主脈が目立ち鋸歯が鈍いこと、一方ヤブツバキは主脈のほか側脈も多少目立ち鋸歯がサザンカよりも鋭いことなどが判別点ですかね・・・
↓はヤブツバキ(左)とサザンカ(右)の葉裏です。サザンカの主脈には毛があるのですがちょっと分かり辛いかな・・・
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