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先日の妙義山での自然観察会は中腹から上部は紅葉が終わって葉を落とした樹々だけになっていた! いよいよ「冬芽と葉痕」の季節が始まるネ!
拙ブログではこの時期になると「冬芽と葉痕シリーズ」をよくアップするのだけど、言葉が難しいと言われるので簡単な解説をアップしておくね!
では、妙義山自然観察会で見られた「冬芽と葉痕」をアップしておくね!
まずは見晴らし台で見られたナナカマド・・・赤紫色の芽鱗に包まれた長卵形の頂芽、三日月型の葉痕、5個の維管束痕!
隣にはマルバアオダモが有った・・・広卵形の頂芽で外側の芽鱗は帯青灰色、内側の芽鱗は褐色、葉痕は半円形で維管束痕は環状に多数並ぶ!
尾根筋にはウコギ科のタカノツメが見られた・・・枝が短枝化しやすいのが特徴だね! 芽鱗痕の数でこの枝が出来た年数が分かるんだ!
同じく尾根にあったリョウブは芽鱗が開いてきて、もうじき落ちるんだ。 芽鱗が落ちた後は裸芽(裸出)になってしまう! 心形の葉痕に一個の維管束痕。
初めから裸芽のアワブキ・・・冬芽は灰褐色の毛に覆われている! 葉痕は縦長の半円形!
ピエロの鼻のような赤褐色の冬芽のキハダ・・・葉が落ちるまでは葉柄に包まれて冬芽は見えない葉柄内芽! 葉痕は馬蹄形で維管束痕は3群
今年はどんな「冬芽と葉痕」に出会えるか・・・楽しみだね!
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