しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

地域の合意はあったのか?

2012年05月01日 | Weblog
昨日の「学校統合問題」を議論する地域検討会の経緯報告会は拍子抜けだった。

100人位の地域住民が来てくれるものと期待していた。
2つの中学校が統合するという地域にとっては大問題を説明する場だった。
前段の第5回地域検討会での合意内容に基づく統合案を地域住民に説明する。
という段取りで祝日を利用して統合校となる学校を会場として2週間の周知期間を置いて開催したのだ。

統合問題を議論する地域の委員、35名にも招集案内を出している。
フタを開けたら参加者数は「17名」だった。
事務局(教育委員会)、地域検討会委員を除けば僅か2名の地域住民数だった。
この2名も顔を存知上げている。実は統合問題の当事者の中学校の学校関係者(教員)
だった。

つまり地域は全く関心がない。ということか。あまりの事態に声を失った。
教育委員会は曰く「関係する学校のPTA総会で1校を除き説明会を終えています」
GWの初日。好天。これも関係したかも。
地域検討会委員ですら半数以下の参加数だった。

「伝統ある長い歴史を断ち切り、地域の子供たちの将来にかかわる重大決断をしなければならない」「地域の合意はまため役の地域検討会委員に重い責任がのしかかる」
「時間をかけて話合うべきだ」の声もあった。
統合する時期、使用する校舎、統合方式(合併)、経緯説明を周知する会報配布は終えていた。それでも多くの新たな声が出てくるものと考え、地域に呼びかけた説明会(報告会)のはずだった。

定刻開始をしてメンバーを確認した。会長挨拶、事務局説明。聞く側は十分承知の内容である。意見・質問など次第にある中身など出る筈もない。
わずか30分で終了、閉会となった。
議事録を書いた。参加者名と次第の記録。それが全てだった。

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