市議会の定例会が始まろうとしている。
市議会議員は情報源を求めて各種の会合で出かける。自分が属する部会の専門分野における代表質問を画策する。ネタ探しが大変な様である。
コミ協、学校、民生委員、教育委員会、地域団体、NPO,NGO,各種の会合に出てネタ探しをしている。答申で出ている以上の要望を聞きたいする。案外「予算上の問題」「時間のかかる事」
「思い切った方向性」「保護者の熱意」を期待する。
地域は小さな問題で忙しい。
議員は大きな問題を取り上げたい。
地域はお金のかからぬ事。行政はお金、人、時間、のかかるだろう事を取り上げたいらしい。
ミスマッチだ。立場が異なると温度差が大きいのだ。
昨日の議員の聞き取りと自身の議会で提言したいとする問題は地域の大きな問題となっていないのだ。地域は切実な問題で頭がいっぱいなのだ。
5万10万の資金不足で悩んでいる。議員は学校のグラウンドの拡充。越境入学の阻止、世界に誇れる地域環境。を訴えたい。市長に質問するのだからそれはしかたがないだろう。地域の会議に来て取り上げたいとする大きなテーマは地域には荷が重過ぎる。
案外そこら辺がよくわかっていただけていない。 若い議員さんだった。
現場の声を聞き、末端の問題が解決できないとその先の大きな問題を考える余裕が生まれない事情を理解してほしい。
案外市民の本当に求める方向性を曲解して進めようとしてはいないのか。若い保護者の関心の薄い事をことさら大げさに議会に諮ろうとしてはいないのか。
昨日のヒアリングでこの辺のギャップを感じてしまった。