区役所の地域課が主催して地域コミ協の広報事業の実態を報告してもらう会議があった。
中央区は22のコミ協があり、全部のコミ協の広報関係の事情を報告できる人が集まった。
ワークショップ形式だった。現状と課題、対策を話し合った。5つのグループに分かれてまとめていった。
進行役・書記に地域課、公民館、の職員が当たった。
2時間の時間で足りない位、議論が深まった。実にいろいろな意見が出たが、総じて共通する認識も生まれた。
一つ、人材不足、拠点不足、理解不足、資金不足、であった。22のコミ協でコミセン、コミハウス等の活動拠点を有するところは9箇所と半数に満たない。
編集会議を行う場所を喫茶店としていたコミ協もあった。コミ協傘下の専門部に号令をかけ、取材要請できるコミ協は少ないこと。コミ協役員と言っても
組織の末端まで専門部の活動を把握できないこと。校正途中で編集事務局員以外の役員の意見が入り込むと制作ポリシーが維持できないこと。
本来地域住民全世帯に広報誌を1部づつ配布したいが、予算不足で回覧に終わっていること。
事務局員を募集しても希望者が少ないこと。必要とする時期に集まれる若手の人材が出てこない。
コーデイネーター、PTA広報誌に係る役員への依頼も話題としては出た。写真中心の紙面つくり、文章は極力減らす。大きな活字。編集方針は活動記録のお知らせ。
広報地域を狭めない、限定しない、自治協活動、近隣コミ協との連携活動もお知らせする。紙面アンケートも取る。発行責任者、事務局住所・電話番号も掲載する。
資金をどこから得ているか(補助金先)も明示する。
汗をかかない人の意見は無視する。
頑張る人には応援する。
編集して楽しい紙面作り、読み見てもらって楽しめる紙面つくりを目指す。
カメラマンはコミ協役員が望ましい。カメラアングルが「来賓席」であることが多く、良い写真が撮れる。等実態に沿った良い意見も出た。
中央区の地域課は頑張っている。この手の会議はありがたい。やる気にさせてくれる。良いヒントをたくさん得た会議でした。