昨日の会議は地域力の差を感じさせられた。
2つの先進的活動をしているコミ協の活動成果を近隣2コミ協が情報共有したいと、お誘いを受け、会議にゲスト参加したものだった。
向う三軒両隣、地域住民の助け合い。かって生活物資の貸し借りまでした近隣住民の助け合いを「少子高齢化」で希薄となりがちな人間関係を高齢者世帯に目を向けて、
地域の助け合いをして「超高齢地域支え合いの事業」として実践。高齢者に喜んでもらい、地域力を高めたい。とする運動の経験を聞く機会でした。
「しもまちお互いさまランチ」「しもまちお互いさまくらぶ」いずれも平成25年度の新潟市のモデル事業に指定されている。
運営委員会(幹事会)の下、コミ協、民生委員児童委員、地元商店会、ボランテイアスタッフ、が連携して運営している。
驚いたことはボランテイアスタッフの数の多さだ。どちらのコミ協も40名を超えるスタッフが登録され、このプロジェクトに参画。運営に動いていた。
昨日の会議も通常の定例会の日程ということで開かれた会だったが、50名を超えるスタッフの面々の人いきれで会場は熱気に包まれていた。
クーラーもガンガン入れて会議した。毎月のイベントを試行錯誤して運営してきた。行政との連携もあるが、指導、よびかけしたのはコミ協組織である。
傘下の活動主体に呼びかけて人材の掘り起しに成功していた。多くは民生委員、地域コーデイネーター、教育関連、給食関連に携わっている家庭の主婦層を
会員スタッフに取り込むことに成功していた。いくつか恵まれた環境もあった。コミセンと小学校が隣接していること、下町地区に商店がまだ多数残っている
地域があったり、コミ協組織の役員が普段交通安全、育成協事業、民生委員活動に顔の見える活動をしていること。であった。
招待を受けたコミ協としては、自分たちの同じコミ協に立場で実行できるかを考えた際に「大変恥ずかしい想いがあった」=「地域力の差」を感じてしまった。
確かに「補助金もない」「コミセンもない」「ボランテイアスタッフもいない」状況だが、「超高齢者の多い環境」であり、「支え合いが必要な地域」である。
ことは同じだった。会長が言った「私の所では実施は難しい」この言葉は寂しかった。
検討したい。くらいな言葉は発してほしかった。活動家の乏しい地域である現状判断から出た言葉とは思うが、検討すらしない消極的態度はいかがなものか。
参加した他のコミ協仲間と残念な思いで帰路についた。