NHKの番組で発達障害のある子どもの症状を紹介していた。主に先天性の脳機能障害が原因となり、乳幼児期に生じる発達の遅れです。精神障害や知能障害を伴う場合がある。自閉症が取り上げられていた。1,000人に1~2人の割合で発症する。人と関わらない。目を合わせられない。コミュニケーションが取れない。オウム返し、言葉の遅れが見られる。じっとしていられず、よく走りまわる。同じことを飽きず繰り返すこだわりがある。パニック、クレーン現象がある。発達障害は先天的な障害であり、成人になって発症することはない。大人になってから診断を受け、自覚することを大人の発達障害という。青年期・成人期になって発達障害が見つかるケースが最近増えているそうです。学生時代は発達障害に気づかず、個性や苦手なこととして捉え、困難なことも自分なりの方法で乗り越えてきた。社会に出て自分の苦手としてきた発達障害によるトラブルに戸惑ったり、悩んだりすることが発生する。抑うつ症状が出て発達障害が発見される人が増えている。場の雰囲気が読めない。話が伝わりにくい。集中しすぎてしまう。あいまいな表現が理解できない。初めての場所・行動にとても緊張する。優先順位をつけることが苦手。思ったことをすぐに口にしてしまう。感覚が敏感である。けっこう思いあたる節がある。自分も気がつかなかった発達障害があるのではないか。小学校時代の通信簿を見直そう。教師が書いた親への印象・評価。不得手な事が実は発達障害だったのではないか。適切な時期に気がついていれば職業選択に役たち、別の業績、能力を生かした仕事が出来たかもしれない。救いは発達障害と診断された人が傍から思うほど深刻にとらえていないこと。廻りが心配・苦悩する方が多い印象。障がいを障害と認識しないで一生を過ごす人がけっこう存在すること。個性として認識され、本人もそれで済ます人、社会となっていること。精神医療がようやく進んできた事。いままでタブー視され、取り上げることのなかった人達が今、注目されている。