大規模工事は時間がかかる。新潟駅周辺の整備事業は平成4年に始まつた。いつまでも新潟駅の工事が終わらない。そう思っていたら平成35年には完成する。そんな冊子が新潟市から出ていた。実に30年かけて工事を行い、整備が完了する計画だった。
膨大な経費がかかる公共工事。財源は税金だ。何十年もかけて予算を積み上げる。万里の長城を何世紀にも亘り歴代の皇帝が建設してきた事業にも似ている。ピラミッドが極く短期間に完成している。これは「異星人」が建設したのだ。そう指摘する学者も存在する。膨大な経費と人材の投入。大昔の大公共事業。ファラオの事業としても確かに不思議だ。新潟市と県がファラオの事業として歴代のトップに命題として与え続けてきた。昨年県知事が代わった。市長も今年代わる。任期中に30年に及んだ新潟駅周辺整備事業が完成する。新潟の表玄関が新しくなる。新潟の認知度が全国的に高まる。成果の果実は県民、市民、のもの。大切に利用し、地元新潟の発展を祝いたいものだ。