手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員の作品(2021年11月)

2021年12月20日 | 会員の作品
三谷和夫:我よりも娘と相談する妻にまかせることの多くなりたり(新アララギ2021.1)
佐々木フミ子:どこまでも続くとも見ゆる草の原いま八百所帯の我が住める街(新アララギ2021.11)
千葉照子:小(ち)さき背の治五郎の手を大きくし像造りあり文夫は意図して」  嘉納治五郎別荘跡(歌会2021.11)
今野英山:金メダルにうつつ忘れるそのうつつ東京の感染者はや五千人(新アララギ2021.11)
高橋毬枝:選挙権の初なる孫を引き立てて家族総出の外出となる(歌会2021.11)
麦島和子:*人と人との交わり控え暮らす日々医療崩壊寸前の今(新アララギ2021.11)
岸野トモヱ:*急激なコロナ患者の減少に神なす術か怖さましくる(歌会2021.11)
大倉康幸:*先方は自転車操業我もまたお互い様と思っておこうか(新アララギ2021.11)
相川盈子:*女子柔道コーチとなりて金メダルの選手と抱き合う遠き日の生徒(新アララギ2021.11)
宮本通代:選手らは口々に言ふ「感謝」の言葉SNSの誹謗中傷のなか(新アララギ2021.11)
丸山幸子:春が来て咲き揃う日を待ち望む鉢に忍ばす球根三種(歌会2021.11)
鈴木英一:早朝の池に青鷺動かずに潜る川鵜をじつと見てをり(歌会2021.11)
東寿美枝:十三夜のすすきが原は波光るスローなドライブ月光ソナタ(歌会2021.11)

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