( 花火 )
町工場けふ早仕舞ふ大花火
揚げ花火相撲の子等が見上げたり
昨日の夜は俳句の仲間との納涼(暑かった)食事会でした
集合場所への道すがら、花火大会へ向かう浴衣を着た
若者達とたくさんすれ違いました
私が生れ育った、両国はその昔から花火大会があります
花火は両国橋あたりから打ち上げられ、その頃になると
各町会から寄付の回覧版が回ってきた事を覚えています
両国橋辺りには、角力部屋、茶屋、メリヤス工場、佃煮屋等
高い建物もなく、2階の物干し場でも仕掛けが見られた程
でした、掲句の「相撲の子等」は曖昧な表現ですが
それぞれの相撲部屋には地方から部屋住みで中学校へ
通う子供達がいます、母校の両国中学には一クラス
4~5人ほどいましたから、1学年50人はいたでしょう
何かというと家に遊びに来ていた藪内君(二所関部屋)を
花火の頃になると思い出します