10月6日

2008-10-06 01:19:44 | Weblog

         ( 句碑と萩 )

 

      名月や池をめぐりて終夜(よもすがら)     芭蕉

 

川越喜多院山門をくぐるとすぐに芭蕉の句碑が建っている。 丁度五百羅漢の

裏手にあたり。いったいに山萩が今が盛りと咲いていました。

この句碑の上部に15センチほどの穴があいていてそこから見える萩だけの

世界が綺麗でした。句碑もその取り巻く景色も良い句種となります

 

     句碑の松松ぼつくりも落すなり      細見綾子

 

    落葉はや幕除かれし句碑に降る     長谷川かな女

 

    撫子にはじまる句碑の秋の草       深見けん二

 

    浅草の句碑の夜寒のことしより      久保田万太郎


 

       

コメント (8)
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