( どんど焼き・初薬師 )
どんど焼きは、氏子から集められた正月飾りを山積みにして焼き、無病息災と家内安全を祈る行事。“どんど”とは、子どもたちが青竹で地面を叩くという囃子詞「どんどやどんど」に由来する。
毎月8日は薬師如来の縁日。1年の最初の縁日は初薬師と呼ばれている。薬師如来のご利益は健康。十二誓願を発し衆生の病患を治すとされる
谷底に散らばる十戸どんど焼き 池田ちや子
どんど焼きすだまは人の手のかたち 寺田京子
接待の火鉢撫でをり初薬師 土橋石楠花
香煙を母にかけやる初薬師 宮田俊子