( 土佐みずき )
野の川の向う明るき土佐水木 東條未英
着け睫つけたるごとし土佐水木 永川絢子
土佐水木良寛堂を燭しけり 松崎鉄之介
鐘一つ撞いて札所の土佐水木 宮川貴子
独り言
角川俳句3月号「作句の現場」 宇田喜代子の言葉
「私たちの世代なら当たり前のように読んでいた句集や評論が今や手に入らない。子規、虚子、秋桜子な主要俳人の全句集を読むことは,必ず自分の俳句の肥やしになる。現物を手にした時の量感や紙の手触り、匂いなども、若い人
たちに知ってもらいたい。」
インターネットで俳句をしたり、自分の句を残したりとても便利に簡単になって
来たけれども、それと平行して学ぶこともあるのでしょう。