( 矢車菊 )
1977年,山本健吉編の俳句歳時記(夏)では矢車菊の副季語に矢車草とありますが
植物図鑑によれば全く違う植物でした 私もずっと矢車草だと教えられその通りに憶えていました
例句には矢車菊が無く、副季語による例句が残されています
驟雨来て矢車草のみなかしぐ 皆川盤水
住み残す矢車草のみづあさぎ 中村汀女
矢車草夜通し藍を揺り覚ます 菊地京子
空の色映し矢車草ひらく 小神野藤花

矢車薄荷
伊吹嶺6月号 遠峰集より 
藍深き敦賀の海や風光る
花換や巫女金色の立烏帽子
花換の枝に小さき絵馬ひとつ
復興の文字しるき絵馬初桜
クッキーに一つ練りこむ桜漬 伊藤範子 ( 名古屋 )
1977年,山本健吉編の俳句歳時記(夏)では矢車菊の副季語に矢車草とありますが
植物図鑑によれば全く違う植物でした 私もずっと矢車草だと教えられその通りに憶えていました
例句には矢車菊が無く、副季語による例句が残されています
驟雨来て矢車草のみなかしぐ 皆川盤水
住み残す矢車草のみづあさぎ 中村汀女
矢車草夜通し藍を揺り覚ます 菊地京子
空の色映し矢車草ひらく 小神野藤花

矢車薄荷


藍深き敦賀の海や風光る
花換や巫女金色の立烏帽子
花換の枝に小さき絵馬ひとつ
復興の文字しるき絵馬初桜
クッキーに一つ練りこむ桜漬 伊藤範子 ( 名古屋 )