( 小晦日・年の暮・歳晩・年つまる・ )
年の瀬や黒き運河にビール瓶 栗田やすし
吾子負うて鶏小屋覗く年の暮 沢木欣一
年つまる焼き灰牡丹の根におきて 細見綾子
声高な露店の地割り小晦日 川澄祐勝
ふるさとの鰤の届きて年つまる 渕 千鶴子
歳晩やひしめく星を街の上 福永耕二
年の瀬や浮いて重たき亀の顔 秋元不死男
歳晩の街が終点福祉バス 長谷川 宏
年つまる日割の家事のひとつ消し 千手 和子
年の瀬のもっとも暗き易者の灯 深沢暁子
年の瀬や黒き運河にビール瓶 栗田やすし
吾子負うて鶏小屋覗く年の暮 沢木欣一
年つまる焼き灰牡丹の根におきて 細見綾子
声高な露店の地割り小晦日 川澄祐勝
ふるさとの鰤の届きて年つまる 渕 千鶴子
歳晩やひしめく星を街の上 福永耕二
年の瀬や浮いて重たき亀の顔 秋元不死男
歳晩の街が終点福祉バス 長谷川 宏
年つまる日割の家事のひとつ消し 千手 和子
年の瀬のもっとも暗き易者の灯 深沢暁子