7月 30日

2023-07-30 05:47:30 | Weblog
                   土用・土用丑の日・土用鰻・土用波・土用干し



          夏の土用とは暑さ本番となる立秋前の約18日前からでこの夏の土用の18日間、土用1日目を土用太郎、
          2日目を土用次郎3日目を土用三郎などと称されて俳句にも詠まれていますが、元々は農耕との結びつきから
          出た言葉のようです。
          因みに今年2023年土用の入りは7月20日丑の日は7月30日(日)
          土用の丑の日には鰻を食べて英気を養う風習がありますが、これは風聞によれば平賀源内が友人の魚屋のために
          本来鰻の旬の冬から魚の売れない夏に「滋養の薬」と紹介して応援したのがはじまりとか



          佐渡見えて土用波の穂波を截る          沢木欣一


          就活の天王山や鰻食ふ              河原地英武


          帆船のゆるり向き変ふ土用凪           小田二三枝


          数珠で肩撫でて祈祷や土用灸           神尾朴水


          土用波裏側見せて崩れたり            吉田明美


          和紙の里土用次郎の太鼓打つ           松永敏枝




                  



          のこのこと鼠出て来し土用かな          鈴木真砂女


          国引の注連の太さよ土用東風           吉田鴻司


          土用鰻うの字大きく紺暖簾            蕪木啓子


          土用三郎裏道を風抜けて             石川美佐子


          さびさびと土用の蜆汁啜る            佐藤鬼房


          土用太郎ぬるき湯にゐる越後出湯         杉本 寛




                    



                  サイトから一部資料・写真お借りしています      

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