句会後感、自虐編、反省編

2006-05-08 19:47:46 | Weblog
     ふたばあおい(赤塚植物園)
 
 「詐欺的思考の巻」
 
 大漁旗も揚げて港の幟かな

 目の肥えた連衆には見透かされたように0点句。
 これこそ、困った時のヤケ○○俳句である。

 大漁旗揚げて港の祭かな
 大漁旗揚げて港のお正月
 大漁旗揚げて港の天高し

 などなど、こんなものを十あまりも有るのだからろくなもんじゃない。

 「ひまつぶし流、書の巻」 
 
 昨日は何となく墨書をしたくなった。先日の失敗を踏まえ、墨壺は少し離した
 処へ置いてみる。アイロン台の張替えは次の日曜の仕事となって残っているからだ。
 八人分の句をころころの拙筆で「句」から受ける印象など字体や濃淡の違いが
 自分でも面白い。
 そこで、志様のお句.ひかり汲むごとくいかなご汲みにけり 
 句会では「か行が多く、言いずらい」などと言ってしまったが。
 書いていると、漁師の手はこんな風にごつごつしているのだろうなぁ
 等と思えてきて「隠喩的効果」にドキッとする。
 前に 花衣ぬぐや纏はる紐いろゝの「く」の暗喩と考えれば、私の浅はかな
 発言を後悔する。

 自信をもって間違えるのもころころの特徴などと、逆切れはしません。
 反省すべき点は反省いたします。すみません。

 
 
  


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2 コメント

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墨壷 (あの)
2006-05-09 08:09:10
ひとつことを極めようとするとき、いろいろな道具が入用になります。志が高ければ高いほど、正道の、いわゆる名品をそばに置きたくなるものですね。

墨つぼを引っ掛けてひっくり返したというお話を伺ってニヤリといたしました。あるあるある~~!

もうこれは惨状となり、手に負えないものですね。



その反省からわたしは佃煮などの比較的平たい空き瓶を墨つぼとして利用しております。

それをさらにペットボトル瓶より少し高めに切ったものの中に入れております。ボトルの底に石や丸文鎮などを敷けば完璧か知らん。。。

更にさらには、墨つぼの中にハンカチを丸めたものを入れています。仮にハンカチを半分に切った場合、切れ端の糸が表に出ないように軽く折りたたんでとめるか、あらかじめ端の始末をしたものを使います。糸が筆に引っかからないようにするためです。

筆で押したときに墨汁がぶわっと上がってくる程度に墨を入れてあります。これはもし倒れたりひっくり返ったりしたときにこぼれ出す墨の量を抑えるため、または筆に含む墨の量を調節するためです。



墨壷を二重に。はがきなどの空き箱でも効果ありますので、お試し下さい。
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なるほどなるほど! (ころころ)
2006-05-09 18:00:24
私の場合「なめたけ」の佃煮の瓶でした。

重心が高い上に、扁平で・・・

ハンカチは試してみます。良い方法ですね。

前にお皿に出して、書き終えてそれに手をついて手形状態

というのもありました。(泣)



まずそのそそっかしさを治さねばならないのかも・・・

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