11月12日

2006-11-12 09:25:42 | Weblog

   ガーデンシクラメン
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11月11日

2006-11-11 22:22:43 | Weblog

   テーブルの上の緑
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11月10日

2006-11-10 21:08:09 | Weblog

   囲炉裏の農夫一度だまれば黙深し 福田紀伊
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11月9日

2006-11-09 19:17:56 | Weblog

  
   11月句会、自句自悔(解)

 大根の沸々母の膝恋し

 「母の膝恋し」少し甘い句になったかと思いつつも・・
 母が台所に立っている、幼い私の目には何を刻んでいるのか、
 何を煮ているのかわからない。ただ火の上には煮鍋が沸々と湯気を
 あげている。甘えん坊の私は、退屈したり、不安だったり、
 そんな時にはいつも母の膝に纏わりついていた。

 走り蕎麦水にひらける若みどり  

 言いたい事を言えないままの投句となった。
 新蕎麦の色ならば茶蕎麦しか有り得ない、もし蕎麦の色ならば
 「ひろごる」になったろう、一瞬の水の色を捉えたかったのだが、
 「ひらける」なら浅緑だろうとご提案頂いた。確かにそう思う。
 新蕎麦に若を意識した自分が拙い。

 新蕎麦や老舗のれんの洗ひたて  

 類想の域を出ていない。
 句会用に仕立てる悪い癖は今も心のどこかに見え隠れして
 自分の俳句道で一番嫌な処かもしれない。
   
 
七五三娘と花嫁とすれちがふ   

 この句は素直に詠めたが、余韻がない。
 それは「娘」を出してしまったから、七五三なら暗に存在は有った。
 
 
電線の混みあふ路地や露時雨

 子供時代に過ごした町の路地景、雨後であっても混み合う電線
 からの滴りはいつまでも続く。露時雨とは違うかもしれない。
 この形の俳句から脱したいと思っていても苦し紛れの投句となる。
 この形の俳句は種明かしになり易い。

 私の句を含め、取材、着眼が良いのにあと一推敲が足らない句が
 ある。俳句自身は詠んでは捨ててゆくものだけど、どうせ捨てるなら
 あと一歩が何なのか理解の上でしなければ同じ事を繰り返す結果に
 なると思う。句会において0点句即ち没句では無いと思う。
 
 

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11月8日

2006-11-08 23:16:17 | Weblog
     
 
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11月7日

2006-11-07 06:13:30 | Weblog
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11月6日

2006-11-06 00:23:28 | Weblog


  ピラカンサ (橘もどき 赤塚植物園)

 11月句会も終わり連衆の講評を聞いていて自分の
 選句の能力の無さを嘆くばかり・・・・
 いや、それだけ佳句が多かったのだと思う。

 採りそこなった佳句の鑑賞

   子を叱る声がつつぬけとろろ汁 

 何人かの子供とお母さんと卓袱台が見えます。
 真中にはとろろをすったすり鉢。
 「ほらほら、ちゃんと食べないと口の周りが痒くなるよ・・」
 「あ~あ、お箸が落ちたじゃない!」
 「手、洗ってらっしゃい!」
 既視感というより、子供の頃の我家を垣間見た思い。
 いつもながら季語の斡旋がうまい作者です。

   早漬の大根かぶらや通夜の席 

 通夜ぶるまいの景。一般の弔問のお客さまにでは無く読んだ。
 小働き、お手伝いの人へのちょっとしたお茶請けなのだろう。
 このお句も早漬けという鮮たるものと人の終焉との取りあわせが
 良い。作者の意識ははかり知れないが
読者としては惹き付け
 られる。私の余計な提言から、なお推敲されたようです。
 作者の熱心さに頭が下がります。

   途中から数へる貨車や大根畑 

 このお句の良さは、大根畑とそのまわりの景色の雄大さを
 貨車の長さに託したことだろうと思う。
 読み返すたびに本選に逃したことが悔やまれる。

    青々と修道院の大根畑 
   
 初見では青々が必要なくも感じた。しかし作者の目には
 そう感じとった感覚がある。一つ一つの色であり、全体の色彩。
 そこには光もある。佳句だと思います。

   まろび出るやうな大岩紅葉山 

 まろび出る(今にも転げてきそうな)大岩。
 峡谷の紅葉。自分の語彙不足で採りこぼした大景でした。
 
 

 

 

 
 

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11月5日

2006-11-05 06:43:32 | Weblog


     鰯食ぶ母のことなど憂ひつつ  ころころ

 昨日は久しぶりに連衆との吟行句会。
 予想以上の人出の築地鮮魚市場を迷子?も出さずに
 楽しみました。
 ほとんどの連衆は初めて訪れたようで、入場までは俳人の
 お顔でいつしか主婦のお顔となって、昆布、のり、卵焼きなど
 仔細にわたり吟行取材をされ、多くの句種をお持ち帰りに
 なりました。

 楽しみにしていた場内での昼食は、どの人気店もガイドブック
 などで紹介済みらしく長蛇の列で諦め、句会場の月島へ移動。
 連衆のアキさんのお薦めで「スペインクラブ」での昼食。
 倉庫を改造したような広々としたスペースで、ゆったりとした
 時間とハンサムなボーイさんを皆さん胆嚢されました。
 (アスタマニア~ナ)

 句会場の月島区民会館は月島駅からも近く清潔なスペースで
 今後もぜひ利用してみたいと思います。お手配くださったアキさん
 に感謝。

 さて、句会の結果はHPで・・・

 なにより連衆の顔が揃えば楽しい句会で、その度に意欲をもらう
 大切な時間です。この連衆との句会をいつまでも続けていける
 ように今後も企画してゆくつもりです。
 よき連衆に感謝。

 **掲句、反省会での即吟、卓上の嘱目にて
    師匠に誉められ大満足のころころの一日でした。**
 
 
 
 
 

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11月4日

2006-11-04 00:53:57 | Weblog

 
   冬ざくら ( 北浦和 廓信寺 )

  甦る叔母の笑顔や冬ざくら   ころころ

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11月3日

2006-11-03 07:34:51 | Weblog

 
   トロフィーにかぶる埃や文化の日   ころころ

 
 最近、歌をくちずさむ子供をみかけなくなった。
 大正、昭和のある時期には童謡が多く生まれている。
 その頃こそ子供達に優しい時代だったのかもしれない。
 子への虐待やいじめのニュースを聞くたびに、胸苦しさを
 感じる。一人を誉め称えるより一人を救えないものだろうか?

   手話劇に手話の拍手や文化の日   篠田悦子

   文化の日人集まれば序列あり     延平いくと
 

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